シールの星

著者 : 岡田淳
制作 : ユン・ジョンジュ 
  • 偕成社 (2011年12月8日発売)
3.59
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  • 本棚登録 :64
  • レビュー :5
  • Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035307105

作品紹介

マアコは18。一平は3。しんちゃんはまだ0。なんの数かっていうと、星の数だ。三年生のクラスでは、先生からもらったシールの星を、野球帽に、はるのが、はやっている。しんちゃんは、気はいいけれど、勉強はとくいじゃないから、なかなか星がもらえない。そこで、一平とマアコはかんがえた…岡田淳作『リクエストは星の話』の中の短編が、韓国の絵本作家の絵で、一冊の本に。小学校中学年から。

シールの星の感想・レビュー・書評

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  • 三年生のクラスでは、先生からもらったシールの星を、野球帽にはるのがはやっている。
    マアコは18。一平は3。しんちゃんはまだ0。
    しんちゃんは気はいいけれど、勉強は得意じゃないから、なかなか星がもらえない。
    そこで一平とマアコは…。

    どうなるのかなぁ?と思っていたら、最後、わぁー!となって終わっていった。
    一筋縄ではいかないのが岡田流でしょうか。
    あとがきで岡田さんが、先生のやり方に異議ありの話を書くぞと思っていたけれど、三人の友情の話になってしまったとおっしゃってましたが、まさにそんな感じでした。
    先生のやり方は、自分も子供が小学生の頃に似たような疑問を感じたなぁ…。

    全ページカラーで、文章と一体になっているユン・ジョンジュさんの絵も素敵です。
    が、自分の子供の小学校のトイレで想像してしまったからか、トイレの床に座り込む図がどうにも汚そうで…。

  • テストの成績がいいと、先生から「星のシール」をもらえる。
    当然もらえない子もいて、もらえない子も別のいいところがあるわけで・・・
    物語に先生は登場しないけど、完全に先生の負けです。
    実際に小学校でこんなことがあったら、指導方法に問題ありになるでしょう。

  •  『リクエストは星の話』の中の一編とのこと。3年生。テストで100点をとると先生から銀色の星の形のシールがもらえる。シールをもらおうとみんなが一生懸命。ところが、しんちゃんは…。

  • もともとは【リクエストは星の話】という短編集の中のひとつらしい。
    この「シールの星」の副題は「ほんものでない星が出てくるほんとうの話」というもので、
    本当にあったことからはじまった話だという。
    小学校で、それぞれのグループに連帯責任を負わせるのはよくある話だ。
    シール欲しさに頑張っても、班にひとりでもできない子がいたらもらえない。
    当然、頑張りが成果に結びついている子たちはおおいに不満だ。
    それで、教室の中がぎくしゃくしてくる。
    だが、勉強に興味を持てない子がいるのも事実なのだ。
    なんとかその子を手伝って班の点数をあげようと、放課後居残った子供たちのお話だ。
    ところがこれが、思わぬ方向に向かっていく。
    三人三様の子供たち。はらはらさせられる展開だ。
    タイトル通り、シールをあちこちに貼り付けて、星のように輝かせて話は終わるけど、なんとも後味は中途半端だ。
    この作品を読んだ教職員の皆さん。
    学業成績だけで子供を見ないでね、と思わず頼みたくなった。
    子供の力を最大限引き出したいのはよーく分かるけど。

  • テストで100点とったら貰える銀の星のシール。
    要領のいい子はたくさん貰えるけど、頑張っても、というより頑張れない子もいるんだよねぇ。
    クラスにはいろんな子がいるんだから、「ご褒美制度」って、何かしら問題がおきてしまうんですよね。
    そんな中、子どもたちがやっちゃいます。ホントにいそうな子どもたちなので、すごく共感できそう。
    …ただ、その後の彼らが、ちょっぴり心配です。

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