銀杏堂 スフィンクスのつめ (銀杏堂)

  • 偕成社 (2021年12月8日発売)
4.00
  • (6)
  • (5)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 133
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784035309604

作品紹介・あらすじ

小学校2年生になったレンちゃんの将来の夢は、骨董屋さん。銀杏堂の店主の高田さんのように「ものがたりをうる人」になりたいのです。その高田さんが、買いつけに行っていたエジプトから帰ってきました。そして、長年さがしもとめていた「スフィンクスのつめ」を暗闇のオークションで手に入れた顛末や、ナポレオンも体験したという、ピラミッドの中の「すごいこと」について話してくれました。そのほか、虹を集めて作るちとせあめ、絵のカナリアがときどき抜け出す茶わん、忘れていた記憶をよびさます杯、星空の音楽をかなでるオルゴール、高田さんが少女のころに天狗からゆずりうけたうちわなど、銀杏堂にはふしぎな物語を秘めた宝物がずらり。レンちゃんは、いつか高田さんといっしょに冒険の旅に出ることを夢見ながら、また新学期を迎えました。うっとりするような美しいイラストがふんだんに入った、目にも嬉しい贅沢な1冊です。

みんなの感想まとめ

夢と冒険が詰まった物語が展開される本作は、小学生のレンちゃんが骨董屋の店主、高田さんと共に不思議なアイテムや物語に触れる様子を描いています。美しいイラストが随所に散りばめられ、視覚的にも楽しませてくれ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 978-4-03-530960-4  c8093¥1700E

    銀杏堂 スフィンクスのつめ
    (銀杏堂 2作目)

    2021年12月 初版第1刷

    作者:橘春香(たちばな はるか)
    発行所:偕成社

    -------------------児童書・骨董品

    背表紙のシルエット 和装の、多分小柄でやせたご婦人と女の子の孫
    と、思ったらこの二人は友だちの様子。

    このご婦人、高田さんは、とっても魅力的。
    女の子はまっすぐな好奇心の持ち主 子どもって、本来はこういうものなのかもしれない。

    この本、この前にもこの魅力的な二人のお話があるのだけれど、どういうわけか、私とのご縁はこちらが先でした。

    今どきの「AI」を試してみたくて検索してみた。
    キーワードは「骨董屋」「児童書」 もしかしたら「女児、10歳」とも入力したかもしれない。
    AIから数冊ご紹介いただいたうちの1冊。
    だからこの著者さんとは、「初めまして」でした。

    イラストレーターでもあり、この作品の装画、挿絵はご本人に寄るもの。
    道理でことばと絵の齟齬が無く、物語を楽しむ助けになりました。

    短篇がいくつか繋がって物語になっている。
    それぞれに楽しく不思議で、その絵もハッとさせられる。

    今どきの一戸建てでは、こどもが屋根に上るなんてことはできないでしょうけど、雪の降るところでは雪下ろしのために屋根に上がる地域があり、そのための梯子がくっついているところもある。そんなところなのかしら?とか。

    小鬼の面をつけたれんちゃん 「いままさに」その瞬間
    おさるのお地蔵様のつま先をそっと触る。冷たくて硬い感覚
    お母さんのいれてくれた お茶 やわらかな空気

    れんちゃんも、高田さんもとっても魅力的でした。
    さいごの一枚の絵が、寂しいより期待があって、余韻まで楽しめました。

    前後するけど この前のお話も読んでみたい。

    巻末には参考文献がずらり。
    アンティーク・ディーラー どんな本なんでしょう…。

  • 裝幀/原条令子

  • 表紙や挿絵もとても素敵だ。カラーで見られて嬉しい。
    文も絵も橘春香さん。

    お泊まりの話が良かった。
    レンちゃんいいなあ。高田さんすごいなあ。
    小学生の頃読みたかった。

  • 子ども向けに書いたファンタジーは分かりやすく、ワクワクし、現実との世界も書いて空想から帰る事ができるようになっている。様々な骨董品の由来も楽しく読めて心が疲れた時に励ますでもなく導くでもないホッとするそんな小説

  • 銀杏堂シリーズ2作目。今回も不思議でワクワクする骨董品が数多く出てきました。
    次作も楽しみにしてます‼︎

全5件中 1 - 5件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1972年生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒業後、フリーのイラストレーターとして、雑誌や書籍、広告のイラストを手がけるほか、雑貨デザインや店舗装飾など多分野で活躍。自作の絵本に『こどももちゃん』『おしゃれなサリちゃん』、自作の童話に『銀杏堂』『ポンぼうや はじめて見る世界』がある。

「2021年 『銀杏堂 スフィンクスのつめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

橘春香の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×