- 本 ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784035309802
作品紹介・あらすじ
ちいさなナメクジの大冒険!!
ナメクジのマメクジラくんは、家族に見おくられて、ほら穴の家を出ました。
しんせきのクジラに会うと言って、修行の旅に出たおじいさんをつれもどしに行くのです。
行く手には、こわいやつもいるけれど、銀色のねばねばのすじをひきながら、マメクジラくんは海をめざします。
ハラハラドキドキのストーリーと、おかしなセリフのやりとりが楽しい童話。
全見開きにオール2色のイラスト入り。
感想・レビュー・書評
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ナメクジのマメクジラくんは、海に行ったおじいさんとクジラに会いに、長い長い旅に出た。
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出会う虫たちとのやりとりがかわいくもおかしい。
村上康成さんのイラストがかわいさに拍車をかけている。
長い旅の途中にはたくさんのピンチがあるけれど、マメクジラくんの根性はすごい。
だけど、あちこちで嫌われてしまうマメクジラくんの悲しさが針のように胸に刺さって切なく、涙を流さない彼を愛おしく感じる。
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あちこちに散りばめられる俳句は味があって、この本を読む子どもたちにも俳句を楽しく感じてもらえそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主役はなんとナメクジ、、!
きっと苦手な人、多いですよね。
ですが読んでいるうちになんだかとっても愛らしく、応援したくなる存在に。
所々で俳句が登場します。
俳句に、自然と親しみをもてるようになりそう。 -
ナメクジのマメクジラくんは、しんせきのクジラに会いにいったおじいさんをつれもどしにいく話です。
おいしくないときらわれ命びろいして海までいきおじいさんとあえてよかったです。
富士山からおりてきたくじらぐもにのって最後にいくのもびっくりでした。 -
村上さんの挿絵は可愛らしいが、私にはあまり合わず世界観にあまりはいりこめない感じだった。
著者プロフィール
山下明生の作品





