二丁目 百年オルガン (迷宮ヶ丘)

  • 偕成社 (2013年3月5日発売)
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感想 : 6
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  • 本 ・本 (122ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035394204

感想・レビュー・書評

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  • こわーい!
    一丁目よりも、心底ゾッとする話が多かったです。
    幸福の猫かはたまた不幸を招く猫なのか…「ハロウィンのまねき猫」、神社での怪奇現象を描いた「こわいけどうれしい」、寿命のカウントダウンを書き換えたことで死ねなくなってしまった「天までの距離」、他人の無関心で自分の存在が消されていく「なかったこと」この国の行く末を警告する「百年オルガン」。全て怖い!

  • オルガンの音色がつなぐ、未来への絆。
    ありそうでない(ともいえない)、5つの不思議なお話し。
    迷宮ヶ丘シリーズ第2弾!

  • 画家/黒須高嶺

  • SFホラー短編集。3話目の「天(そら)までの距離」4話目の「なかったこと」最終話の「百年オルガン」が特に面白い。本格的なSFではないけれど、子どもに馴染みやすいSFだし、何より男の子に受けそう。一丁目のレビューでは「5巻は多い」と書いたけど、むしろ児童書全般で見れば貴重な5冊。

  • 小学生向けの「世にも奇妙な物語」といったシリーズ。
    どの話も不思議で少し怖い。
    全てしっかりした骨格を持っているのは、さすが日本児童文学者協会の編といったところか。
    本をあまり読まない子、特に男の子にもオススメのシリーズ。
    小学生中学年から。
    団体貸出にも。

  • 黒須高嶺
    http://kurosutakane.blog13.fc2.com/

    偕成社のPR
    「末吉暁子、にしがきようこ、佐藤佳代、ばんひろこ、越水利江子、五人の児童文学作家による奇妙な話のアンソロジー。」

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著者プロフィール

子どもの本の作家、詩人、翻訳家、評論家などが集まっている全国的な団体。子どもの本についての講座や、雑誌の発行、作品募集などの活動を行っている。毎年夏には、幼児から中学生を対象とした「子ども創作コンクール」も実施。

「2020年 『物語は4つの顔をもつ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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