とび丸竜の案内人: 時間をとんだ竜と女の子の冒険 (偕成社ワンダーランド 1)

著者 :
  • 偕成社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035400103

作品紹介・あらすじ

竜の世界から、失われたをさがしにやってきたとび丸竜。その案内人に、選ばれた理子は、とび丸竜と力をあわせて、時間と空間をとび、冒険の旅にでる。

感想・レビュー・書評

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  • 竜の世界から、失われたをさがしにやってきたとび丸竜。その案内人に、選ばれた理子は、とび丸竜と力をあわせて、時間と空間をとび、冒険の旅にでる。

  • 女の子向けのファンタジー。
    秋の食べ物マルメを秋以外に食べると、こわーい魔物がとんできてさらわれてしまう。
    マルメって何?って思ったので調べたところ、マルメロっていってカリンみたいなもんらしい。
    とび丸竜と理子の掛け合いがなんか可愛い。
    美味しそうな食べものが出てくる。竜の国の星は金平糖でできているってところにきゅんとした。

  • 竜の世界の太陽は四つ。
    春の太陽には菜の花のみつを。
    夏の太陽には桃のシロップを。
    秋の太陽にはマルメの汁を。
    冬の太陽にはハッカ液を。

    月はパンケーキで、星は金平糖できております。

    食いしん坊の少女理子はとび丸竜の案内人となって、竜の世界から失われた「秋の太陽」を探しに旅立ちます。

  • この柏葉さんの本を皮切りに、刊行された《偕成社ワンダーランド》の本は、どれもおもしろく(特に『守り人』シリーズにはどっぷりハマり、いまも追いかけています)、ハズレがないというのが小学生の私の感想でした。
    レーベルというものを意識したのは、《偕成社ワンダーランド》との出会いがはじめてだったと思います。

    すでに絶版になっているものもあり、偕成社のHPにはのっていなかったりもするのですが、私が調べた限りでは以下のように刊行されていたはず、です。

    最新刊のバク夢姫にはご挨拶がまだなのでいずれ……。(笑)

    偕成社ワンダーランド 既刊一覧(2016年5月15日現在)


    1 とび丸竜の案内人 柏葉 幸子/作
    2 9月0日大冒険 さとう まきこ/作
    3 闇の国のラビリンス 浅川 じゅん/作
    4 そよかぜ野菜村 とき ありえ/作
    5 ジーク 月のしずく日のしずく 斉藤 洋/作
    6 黒ばらさんの七つの魔法 末吉 暁子/作
    7 赤い円ばんあんパン号 沖井 千代子/作
    8 大おばさんの不思議なレシピ 柏葉 幸子/作
    9 メトロ・ゴーラウンド 坂東 真砂子/作
    10 花豆の煮えるまで 安房 直子/作
    11 仮面の国のユリコ 浜 たかや/作
    12 てりふり山の染めものや おち のりこ/作
    13 ひとりでいらっしゃい 斉藤 洋/作
    14 ユメのいる時間に 山末 やすえ/作
    15 精霊の守り人 上橋 菜穂子/作
    16 かぼちゃの馬車と毒りんご 白阪 実世子/作
    17 選ばなかった冒険 岡田 淳/作
    18 ドードー鳥の小間使い 柏葉 幸子/作
    19 満月の夜古池で 坂東 真砂子/作
    20 ぼっこ 富安 陽子/作
    21 闇の守り人 上橋 菜穂子/作
    22 金のくるみ銀の星 白阪 実世子/作
    23 夢の守り人 上橋 菜穂子/作
    24 筆箱の中の暗闇 那須 正幹/作
    25 ジークⅡ ゴルドニア戦記 2 斉藤 洋/作
    26 マシュマロ王女の秘密の旅 白阪 実世子/作
    27 虚空の旅人 上橋 菜穂子/作
    28 神の守り人 [1]来訪編 上橋 菜穂子/作
    29 神の守り人 [2]帰還編 上橋 菜穂子/作
    30 うらからいらっしゃい 斉藤 洋/作
    31 蒼路の旅人 上橋 菜穂子/作
    32 天と地の守り人 第1部 上橋 菜穂子/作
    33 天と地の守り人 第2部 上橋 菜穂子/作
    34 天と地の守り人 第3部 上橋 菜穂子/作
    35 黒ばらさんの魔法の旅だち 末吉 暁子/作
    36 流れ行く者 上橋 菜穂子/作
    37 まよわずいらっしゃい 斉藤 洋/作
    38 炎路を行く者 上橋 菜穂子/作
    39 バク夢姫のご学友 柏葉 幸子/作

  • なじ■

    盗まれた「秋の太陽」を捜しだす為に
    竜の世界からやってきたとび丸竜と、
    その「案内人」理子の冒険。


    とび丸竜&理子も竜王さま&ひな子さんも、
    竜と案内人の関係が凄く可愛らしくて良かったなー!
    ラストがかわいすぎてウワーーッ!!ってなりました。

    そしてだんだら屋敷の花の描写が素晴らしかった!

  • 想像の世界が広がる話だと思う。

    怖い思っていたおばあちゃんが、実は、自分と同じ食いしん坊で、竜の案内人だったのが、やさしい気持ちにさせる。
    沢山の子どもたちに読んで欲しい一冊だと感じた。

  •  この本を読むとすごくお腹が空く(笑)。マルメロ、死ぬまでに絶対食べたいもののひとつ。
     オチが素敵だなあ。

  • まさに児童文学という感じですね。
    冒険譚じゃありませんが、身近に新しい発見があったりと、ほのぼのしています。
    マルメロ食べたい・・・。

  • 小学生の頃この本を読んでから読書好きになりました。今読んでも面白い!
    マルメ食べてみたいなー。

  • 正統派ファンタジー。英国ファンタジーともうまく融合できていて、英国ファンタジーが好きな人は読んでいてニコニコすること間違いなし。タイトルだけを見ると安直な輸入ストーリーかと思ってしまうんだけど、柏葉幸子氏に限ってそんなことはなかったか。これまで読まずにいたことを後悔。

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著者プロフィール

児童文学作家。岩手県生まれ。東北薬科大学卒業。大学在学中に講談社児童文学新人賞を受賞し、『霧のむこうのふしぎな町』でデビュー。ファンタジー作品を多く書き続けている。『牡丹さんの不思議な毎日』で産経児童出版文化賞大賞、『つづきの図書館』で小学館児童出版文化賞、『岬のマヨイガ』で野間児童文芸賞受賞、『帰命寺横町の夏』英語版でバチェルダー賞受賞など受賞歴多数。


「2023年 『トットちゃんの 15つぶの だいず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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