- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784035400806
感想・レビュー・書評
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あぁ面白かった。
そんな一言だけを残していける。やっぱり児童書が好きだ。
「悲しいのは大人になってからで良いわ」
なんて優しくて残酷で、素敵な世界だろう。子どもの世界っていうのは。
ふわふわしててキラキラしてて、本当に素敵。
どんな不条理も不思議も不自然も受け入れさせてしまう、世界。
星くず袋もひめぎみの目覚ましも、名前が良い。
児童書を書くひとの言葉の感性ってやつが、大好きだ。
ただ困ったことは、こんな風に昔読んだ本を読み返したり有栖川作品伊坂作品を片っ端から読んだり話題作に手を出したりしてると時間がどんなにあっても足りないってこと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今読み返してもおいしい本、とにかく出てくる食べ物がおいしそう。
一つ一つのエピソードを越えるごとに成長する主人公と
おいしそうな料理が大好きで何度も何度も読んでました。
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レシピ本とゆーのが楽しい。不思議な世界と繋がるときもあるし、繋がらないときもある。そこがまたわくわく。つくったものはイマイチでも、行った世界でいろいろおせっかいをして解決してしまう美奈がとてもかわいらしい。柏葉さんはやっぱ好きだ。
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20年ぶりくらいに再読。
大おばさんのレシピ通りに作れば、少し失敗しても不思議な世界に行けるお話。
星くず袋…巾着袋
魔女のパック…クレープ
姫君の目覚まし…ショウガ湯
妖精の浮き島…ピザ
どれもロマンチックで素敵なお話!
三日月の二日めだけは人間界に魔女が来るらしい。後に忘れてしまうんだけど。
私も魔女に会ったことがあるのかな。
星を拾う袋や、おとぎ話の登場人物たちのバックヤードや、ピザのチーズが、恋のキューピットの弓矢だったり。
夢があるなぁ。
★4つにしたのは、結構辛辣なこと書かれていたりしたから。キツイ性格なのかなと思ってしまった……。
どれも最後はハッピーエンドでした☆ -
面白かったー!
ワクワクする不思議は、日常との隣り合わせ。
魔女の話は、良い話。
あるべき論や社会が描く成功者像は、文化や時代が変われば変わるもの。周囲に流されずに、自分の好きなこと、得意なことを大事にして勇気を出して幸せを掴め、と背中を押してもらった気分に。 -
誰かに教えてもらうと、楽ね
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わーすごく面白かった!人間の作ったものが違う世界では不思議な力を持つという設定も、ひとつひとつの優しいお話もとても素敵。レシピの名前もワクワクする!私、もう三十路なんですけどね(笑)
図書館でパラパラとめくって面白そうだなと思って借りたけど、大当たりです。後から気付いたけど小学生の頃に読んでた「霧の向こうのふしぎな町」や「地下室からのふしぎな旅」や「ふしぎなおばあちゃん×12」の作者さんでした。実家の本棚にまだあるから今度帰ったら読もうっと。 -
癒された。
子どもがもう少し大きくなったら
読んでほしいなぁ~。
こういう不思議な世界を行き来できること、とてもうらやましい(^v^) -
小学生の頃に読んだ本。大人になって読んでもステキでおもしろいファンタジーです。