神の守り人<来訪編> (偕成社ワンダーランド(28))

著者 :
  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035402800

感想・レビュー・書評

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  • 今度は神か!悪い神がこの世に出てくるってことは良い神も出てこれたりするのかな。バルサが男の人を素手だけで倒したところがかっこよかった!さすが!バルサたちをおびき出したのはシハナだったんだね。父親とも対立するのか。そしたらスファルも味方になるのかな?シハナの猿もこの先やらかしそう。チキサがチャグム的な感じで成長してくれたら嬉しいな!タルの民とかの関係が難しくていまいちわからない…。てかタルの民の集会?の場面で若い人たちが笑ってたってところはどーなるの!?その人たちもシハナ的な感じでやらかすのかな…?

  • 守り人シリーズ

    バルサとタンダが出会った少女アスラとその兄チキサはロタの中で虐げられているタルの民で、アスラにはタルハマヤに選ばれた少女だった・・・

    バルサのような精神力や洞察力や冷静さが欲しい。

    P272これこそが、命をまもる仕事をするときに絶対必要な、心構えなのです。

  • 2014.08,26

  • 上下巻です
    一番血みどろになる予感……

  • 守り人シリーズ第5段①


    今回の舞台はロタ王国。
    夢の守り人で、大怪我を負ったタンダの側にいてやりたいと、青霧山脈の麓の家にとどまっていたバルサ。
    時期としては、虚空の旅人と同時期に起きた物語らしい。


    タンダに付き合ってヨゴの草市を訪れたバルサは、人買いに連れられたタルの民の兄妹チキサとアスラに出会う。
    アスラは美しい少女であったが、恐ろしい神〈タルハマヤ〉を裡に宿している。
    一瞬にして人を大量に虐殺してしまう恐ろしい力。

    過去に、この残酷な神の力でもってロタを支配しようとした少女がいた。
    この時にタルの民はタルハマヤを鎮めるために森で生き、カシャル(猟犬)はそれを見張り続けることを誓った。そして、今アスラを殺そうと追いかけている。


    この兄妹が命を狙われていることを知り、事情がわからないまま、アスラを助けてしまうバルサ。
    一方でタンダは兄のチキサと共に捕らえられてしまう。


    帰還編に続く。



    帰還編、借りられなかったので、ここでお預け状態。
    スファル父娘の確執、虐げられてきたタルの民、ロタ国内の不和…。どうなるのか。
    何とか守ってくれるのだろうと思いながらも早く読みたくて仕方ない。

  • 怒りの発散を気持ち良く感じる…それをコントロールする大切さ

  • やっぱりバルサが出てくると読んでるときのテンションがあがります。言動すべてかっこいい。いろんな国の人が出てきて設定もしっかりしてるので、読んでる間この世界観にどっぷり浸れるのが幸せです。

  • 守人シリーズの中では少し長めのシリーズ。光と影の民そしてその間にいる狩人たちが繰り広げる神をめぐる話。一番好きな場面は南部の大領主と北部の部族長達が会議をしているところです。間接的に子供たちにこの世の不条理を伝えているところが好きです。ほんとにこの会議の通りなんですけどね。・・

  • 面白い。
    守人シリーズの転換期のような話。このシリーズの主役は誰なのか、と迷い出すころ。

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著者プロフィール

作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

「2020年 『鹿の王 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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