神の守り人<帰還編> (偕成社ワンダーランド(29))

著者 :
制作 : 二木 真希子 
  • 偕成社
3.99
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本棚登録 : 1106
レビュー : 105
  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035402909

作品紹介・あらすじ

アスラは自らの力にめざめ、サーダ・タルハマヤ"神とひとつになりし者"としておそろしい力を発揮しはじめる。それは、人の子としてのアスラの崩壊を意味していた…はたして、バルサたちはアスラを救うことができるのだろうか。

感想・レビュー・書評

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  •  予想とは全く違った結末になりましたが、良かったです。
    アスラの近くに人間味のある暖かい人達が居た事や、彼女自体がまだ12歳という純真な年齢だったのが幸いしたと思います。
     でも、人間の醜さや神の欲望等に身をゆだねることなく、自分を殺してでも、なつかしい人々を守りたいという気持ちが勝ったのが素晴らしかった。
     姿を消したシハナはきっとこれからの守り人シリーズにきっと再登場してくる気がします。
     どんどん世界が広がっていく「守り人シリーズ」やっぱり最後まで読みたくなりました。

  • 守り人シリーズ・初の上下巻であり、
    また、守るべき子どもが初めて死んでしまうのでは・・・と危ぶんだ回でもあった。
    結果的に生きていてよかった。実り豊かに花の香りがのこるラストシーンですが、アスラはこれからが大変そう。チキサが真っ当なお兄ちゃんで何よりです。

    「頭のいい女(敵側)が、潜伏して時機を待つ」というパターンに覚えがあるな~と思ったらバチスタシリーズの『螺鈿迷宮』だった。
    頭の切れる女は好きですが、大局で見ると「さっさと首取っとけば良かったのに」感。まあ、ミステリアスで怖い悪女だって、一人くらいいなけりゃー味も落ちるってもんで、君死にたまうことなかれ、ですかね。

  • バルサ、無敵すぎる。

  • シハナが描く緻密な謀略、
    翻弄されるアスラとチキサ。
    シハナ側だと思っていたスファルの意外な動き、そしてクライマックスに向けた大きなうねり…

    これまでのシリーズの中でも屈指の壮大さであり、よく練られた話なのだがなぜかいまいちのめりこめなかった。

  • 意外に重い結末だった。
    「目ざめなよ、アスラ。生きるほうが、つらいかもしれないけれど」と最後にバルサがアスラにかける言葉は、とても現実的で厳しいものだけど、どこまでも優しく響きました。

  • まだまだ続く、物語のとじかたでした

    バルサは、アスラを通して幼かった自分を
    どうにかしてあげたかったのかな
    きっかけの小さな一つだろうけども

    どんな人間でも生きている
    それに気づいた少女は尊い

  • 歴史小説などで戦略が上手くいくのは壮観だけど、小さな子供を思惑通りに動かそうとするのは怖い事だと思いました。

  • 相変わらずバルサはかっこいい。

  • 大き過ぎる力を手にして、いい塩梅で使いこなすのは難しいね(・_・; バルサとタンダ、よその子のために駆けずり回ってもう家族じゃない!

  • テレビドラマに合わせて再読。ほぼ原作通りにドラマ化されてたのでちょっと びっくり。10年以上まえに読んだので内容はすっかり忘れていた自分にもびっくり。

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著者プロフィール

上橋 菜穂子(うえはし なほこ)
1962年、東京都生まれの児童文学作家、SF作家。
1992年『月の森に、カミよ眠れ』で日本児童文学者協会新人賞、2000年『闇の守り人』で第40回日本児童文学者協会賞、2003年『神の守人 来訪編、帰還編』で 第52回小学館児童出版文化賞、2004年『狐笛のかなた』で 第42回野間児童文芸賞受賞他、2015年『鹿の王』で第12回本屋大賞など、多数の受賞歴がある。
2014年には「小さなノーベル賞」とも呼ばれる世界的な賞、国際アンデルセン賞作家賞を受賞している。

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