アンブラと4人の王子

制作 : Ann Lawrence  金原 瑞人 
  • 偕成社 (2002年10月発売)
3.50
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035404309

作品紹介

人生の中で、本当に大切なものはなに?若くして国を治めることになったアンブラ王女は、よき女公になろうと、隣国エバーニアの王子たちから、芸術、学問、政治について学びます。4人の王子は、それぞれの得意分野を、アンブラにおしえるのですが…。小学中級から。

アンブラと4人の王子の感想・レビュー・書評

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  • おとぎ話のお姫様と王子様の世界のようでありながら、シンデレラともかぐや姫とも違うお姫様の物語。
    小さな公国の若き女公アンブラは隣国の4人の王子から様々な影響を受ける。四男オットーからは音楽の素晴らしさを知り楽団を作りフェスティバルを開く。三男ベイジルからは学問の素晴らしさを知り大学を設ける。二男ベイからは政治の駆け引きを知り外交に精力的になる。そして長男クロービスはそんな姫と弟たちを見守っている。そんな4人の王子から求婚されたアンブラが出した答え。そしてそれに対する王子たちの反応。
    王子たちから知り得たことをどんどんと取り入れ小さな公国が充実していく様が面白いです。次々に新しいことに手を出すアンブラですが、先に行なったことを蔑ろにするのでなくどんどん積み重ねていく姿が素敵です。しかし積み重ね過ぎて周りが見えなくなることも。アンブラの、国を運営するということはどういうことなのかという女公としての成長はもちろん、ひとりの女性として人間としての成長も描かれています。
    また登場人物が脇役に至るまでみな人間味に溢れていて少しお茶目で素敵なのです。読み終えたあと幸福感で胸がいっぱいになる。児童書という枠を外して様々な人に読んで欲しい、面白いよと伝えたい物語です。

  • 子供用だと思いつつ、なんだか、真剣に読んでしまった。相手を思うとは、こういうことなんだ。

  • アン・ローレンス、なんか聞いたことあるな、と思ったら、「五月の鷹」の人かあ。懐かしい。

    この作品はファンタジーっぽいのかと思ったけど、けっこう正統派な少女の成長物語でした。
    求婚モノであることが、先を知りたい気持ちをたかめてくれた。
    4人兄弟のうち、誰がアンブラと結婚できるのか、自分ならだれを選ぼうかな、などと考えたりした笑。

    そして、佐竹美保さんの挿絵が、なによりキレイで可愛くて、作品にとても華を添えていた。
    ストーリーもうまくまとまった良作だと思う。
    小学校高学年くらいの女子にお勧めです。

    ベイも悪くないよ。ね。

  • 金原瑞人(訳)&佐竹美保(絵)のコンビで作られたこの本は、始めに登場人物の紹介が載っています。ややコミック調の可愛い絵で内容と上手くマッチングしています。
    さてストーリーの方ですが、これは面白い!と思える作品です。統治者としてのあるべき姿や政治が、判り易く描かれ、ことに王子達に教わる"音楽"、"学問"、"政治"を活かし定着させる様が面白いです。
    やがて4人の王子達が求婚し、それぞれアンブラ姫に贈り物をします。その贈り物一つをとっても、王子達の性格をよく表しており、また結婚は国を左右する重大事のため、アンブラ姫がどのような選択をするのかも見もの。
    本を読んでいて、気づかされることが多々ありますが、本当の幸せとは...?にアンブラ姫が出した答えが目玉でしょう。

  • ガルバナム博士が不憫だ(笑)
    オットーがもうちょい頑張ってくれたら…!
    個性豊かなキャラクターのイラストに惹かれた。

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