ナイチンゲール: 現在の看護のあり方を確立した、イギリスの不屈の運動家 (伝記世界を変えた人々 5)
- 偕成社 (1991年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784035420507
作品紹介・あらすじ
フローレンス・ナイチンゲールは、現在の看護のあり方を確立しました。1854年のクリミア戦争で、負傷兵を看病してまわった、聖人のような「ランプを持った淑女」として知られてきましたが、それだけではなく、ナイチンゲールは、才覚があり、不屈の精神の持ち主で、病院の環境などの改善をもとめて、軍の指揮官や政府の大臣とたたかいました。50年間にわたって、骨身をおしまず力をつくし、病院看護のあらゆる分野についての専門家となり、病院の大変革をなしとげたのです。
感想・レビュー・書評
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三葛館看護 N020||BR
本書は、近代看護を確立したと言われるナイチンゲールの伝記です。児童書の体裁をとりながらも本来の図や写真を使用しており、ナイチンゲールという人物についてわかりやすくコンパクトに知ることができます。看護学では、ナイチンゲールの著書を使用して学習することも多く、現代看護の原点となっています。
手始めに、ナイチンゲールという人物について知り、彼女が実践した看護の精神に触れてみましょう。
和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=54597詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
看護学に進む時には、面接や小論文が重要視されており、生きることについて考えていることが問われる。
ナイチンゲールは、白衣の天使のイメージが強いが、看護学を確立した人物で、統計を使い、看護を体系化した。仕事・研究をする女性としての生き方も学べると思う。