人魚がくれたさくら貝 (偕成社文庫2010)

著者 :
  • 偕成社
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感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035501008

感想・レビュー・書評

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  • 読んだものの内容をすぐに忘れてしまう私が、小学校の頃に学校の図書室で借りて読んでから、心の片隅にずっと残っていた本。たまたま古書で見つけて、ボロボロだったが、即購入。

    五十近いおじさんになってから再読しても、少年の頃の気持ちを思い出した。思えば、初めて、恋心なようなものを本で読んだ作品だったのかもしれない。

    恋だけでなく、親子関係、友達関係、そして、死。重くなりがちな人間関係がいくつもリアルに書かれているのに、決して暗すぎないし、難しくもない。むしろ、ちょっとした冒険があったり、ミステリー要素があったりと、飽きさせない。読後は、切ない気持ちとともに、海のイメージが心に残る。

    個人的な思い出を差し引いても、これは名作だと思う。

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著者プロフィール

1924年神奈川県生まれ。戦後、佐藤さとるらと同人誌「豆の木」を創刊し、児童文学の創作を始める。主な作品に『えんぴつびな』(金の星社)、『汽笛』(ポプラ社)など。2011年没。

「2017年 『こぶた3きょうだいのえほん 全3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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