鏡の国のアリス (偕成社文庫 2065)

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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035506508

感想・レビュー・書評

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  • ディズニーの「不思議の国のアリス」を見てから読むと、思ったより『鏡の国のアリス』からのキャラクターが多いのに驚く。セイウチと大工の歌や双子のダムとディーなど。
    また、白の女王と赤の女王も登場するが、映画「アリス・イン・ワンダーランド」を見てから読んだので白の女王のキャラクターの違いになんだかがっかりさせられた。

  • 鏡の国のアリス 作者であるルイス・キャロルの作品です。

  • ハンプティ・ダンプティ、三月うさぎは、1作目ではなくこちらに登場。

  • 「ふしぎの国」と同様、真面目な感じのする翻訳。
    最初と最後の詩は、この本の訳がいちばん好き。

  • 大人になっていく少女に対する、ある種の寂しさが表現されています。

  • 訳は好きじゃないけど、テニスンの挿絵のままであることはうれしい。

  • 「不思議の国」よりおもしろかった。今回も挿絵のお陰で読みやすかった。言葉あそびはナンセンス。もうわけわからない。相変わらずのおてんばで可愛らしいアリスは仔猫とじゃれあっていたら鏡をすり抜けて鏡の国の世界へ。チェス盤上をチェスの駒ポーンになって住人たちの奇妙な出会いに遭遇しながらも女王へと昇格するべく一歩一歩前進していく。2人の女王に挟まれて理不尽な試験を受けるアリスは何ともお気の毒でした。喉の渇きにビスケットを渡されるのはつらいなあ。最後の質問は…答えがあるのかな?どっちだろう?また今度読み直してみよう。

  • 鏡の国の住人はどうしてあんなにうざいんだろう?
    アリス又は作者がちょっと精神的に病んでるようなイメージを持ってしまう。
    アリスのお姉さん以外物語には出て来ないし、両親の愛が足りなくて空想に逃げるようになってしまった少女、っていう感じを受けた。
    解説を読むと、やっぱりちょっと作者はおかしかったんじゃないかと思う。
    小さい女の子とばかり遊んで、その女の子が大人になるのを嘆いて、そこに恋心はなかったにしてもロリコンみたい。
    作者は死ぬまで大学の中で暮らして、大学の外には出なかった。
    きっと死ぬまで大人になれない人だったんだと思う。

  • 2003年9月21日購入。
    2004年9月11日読了。

  • アリスの翻訳もまた星の数ほど有りますが、脚注が充実していて、テニエルの挿画で、言葉遊びに関しても無理なく読みやすい、と言う点でアリス初心者として間違いのない選択だったと思います。
    『不思議の国のアリス』よりも「(チェスの)ルールに則った」展開なので、トランプの国のような「わけわからん感」は少ないかしら? その代わりパズルのような楽しさがあります。
    原書で読むともっと楽しいんだろうなぁ。

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著者プロフィール

ルイス・キャロル (Lewis Carroll, 1832-98)
イギリスの作家。本名Charles Lutwidge Dodgson(チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン)。チェシャー州の牧師の家に生まれ、オックスフォード大学クライスト チャーチ学寮に学び、卒業後、同大学の数学講師となる。『不思議の国のアリス』(1865)、『鏡の国のアリス』(1872)の作者として最もよく知られているが、本来の数学者・論理学者としての、また最初期のアマチュア写真家としての功績も高く評価されている。

「2021年 『鏡の国のアリス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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