イソップ童話(下) (偕成社文庫2073)

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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035507307

感想・レビュー・書評

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  • 階層固定化された社会における専守防衛的処世訓(弱者あるいは愚者向け)。「弱者(愚者)の失敗(&言い訳)を集めました」的な感じなので、読んでいて気分の良いものではない。ポジティブ思考溢れる現代人から見れば、「救いのない、楽しくない、古臭い人生論」かもしれない。しかし、ポジティブ教の嘘を取っ払ってしまえば、「世の中って、案外こんなものでもあるよなあ」と言う生活実感を私は否定できない。

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著者プロフィール

紀元前6世紀ごろのギリシャの寓話作家。奴隷だったとも伝えられているが、その生涯について詳しいことはわかっていない。『イソップ寓話集』は約350話からなり、紀元前3世紀ごろにまとめられたもので、その後、さまざまに手が加えられていった。日本には江戸時代初めに『伊曽保物語』として伝えられている。「きたかぜとたいよう」「ありときりぎりす」「きんのおの ぎんのおの」などが有名。

「2017年 『イソップどうわ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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