雨やどりはすべり台の下で (偕成社文庫)

著者 :
  • 偕成社
3.90
  • (51)
  • (34)
  • (61)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 345
レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035508502

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 子どもの頃から大好きな、岡田淳さんを久々に。
    今でもやっぱり胸に染み込む。
    子どもは楽しい、けれどしばしば苦しい。
    岡田さんはそれをよくわかっていて、明るい物語の中にもいたわりや呼びかけを込めてくれている。
    子どもの頃の私は、それを感じ取っていたのだと思う。
    この作品のラストは、大人の方が泣く気もするけどね…!泣いた!

  • 小2の息子は「(おすすめの)星無限大。いちばん良かった。友だちと別れるときに歌と、電気と、字でありがとうを伝えたのが良かった。」と言ってました。「放課後の時間割」にも似て、少し不思議で心暖まる短編をつないでいくスタイルです。僕は海の話が好きです。

  • 雨森さんが引っこすばん、スカイハウスマンションの部屋の明かりで「アマモリサンサヨナラ」と書いてあるのが面白い見送り方だと思った。

  • 「子どもを本好きにする10の秘訣」>「家族・人間関係」で紹介された本。

  • 素晴らしい児童書は大人が読んでもすぐにその世界に引き込んでくれる。
    昔は団地の子は年齢関係なく遊んでたな。
    子どもの頃よく遊んでいた土管の、コンクリートのひんやりした感触を思い出しながら読んだ。
    しずかで優しい気持ちになれる本。

  • 子供って、感受性が強いのよねー

  • 小学生のときに読んだ記憶が根強くて、10年越しの購入。雨宿りの会話とはこんなにも優しく響くものなのかと思わずにはいられない。優しい気持ちになれる。児童書だが大人が読んでもよい、と言うか大人になったいまだから読むべきとも言える本。

  • 少々とっつきにくそうなタイトルと装丁なのですが、
    読んでみると大変おもしろい作品でした。

    どのお話も子どもたちの寂しさと雨森さんの優しさが
    丁寧に紡がれています。
    終わり方もすっきりしていて、大切に書かれたお話であることが伝わってきます。

  • 岡田淳さんの本の中でもお気に入りです。

  • 構成が素晴らしい。子どもたちが雨宿り中に、同じアパートに住むおじさんについてぽつぽつと話し出すというストーリーなのだが、異なる子どもたちの語り口が重なりあうことで、おじさんの人物像が少しずつ浮き彫りになっていく。

    ファンタジー要素がうまい具合に現実と溶け合っていて、読者が「もしかしたら、ありえるかも」と思えるような作りになっている。
    身近なファンタジーを描いた作品の中で、これほど良い作品はないのではないだろうか。

全41件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

岡田 淳(おかだ じゅん)
1947年兵庫県生まれ。神戸大学教育学部美術科在学中の1966年に「星泥棒」を自費出版。西宮市内で小学校の図工教師をつとめながら1979年に『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』(偕成社)を発表。1981年『放課後の時間割』で「日本児童文学者協会新人賞」を受賞。教壇に立ちながら1年に約1タイトルのペースで作品を発表。数々の賞を受賞する。「こそあどの森」シリーズ(理論社)は国際アンデルセン賞オナーリストとなる。アジア各国では翻訳本も出版されている。岡田淳作品で読書嫌いが治った、本好きになったという人は多い。自著の挿絵も手がけている。
代表作に『二分間の冒険』、『選ばなかった冒険―光の石の伝説』など。

岡田淳の作品

雨やどりはすべり台の下で (偕成社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする