放課後の時間割 (偕成社文庫)

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 424
感想 : 52
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035508809

感想・レビュー・書評

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  • 今から12年前に僕が大好きだった本。
    僕が読書好きになったきっかけと言っても過言ではない。
    今年22歳になる僕だが、再び読みたくなってamazonにて購入。
    ハードカバー版は1980年1月発売のようなので、今から24年前に書かれたものなのか。

    読みながら「そうそう、こんな話あった」と懐かしく思い出す。
    そして、思った以上にしんみりとした話が多くて驚いた。
    ただ1匹生き残っている「学校ネズミ」が図工の先生である「ぼく」に物語を聞かせる、という形で話は進む。
    話の舞台が全て学校なので、不思議な話も容易に想像が付くし、自分の身に覚えのある話もある。
    僕が使っていた机に「LUNA SEA」と過去に掘ったあなた、今は何をしているんですか?

    小学校4年生の僕は、「手の中のもの、なぁんだ」という話がお気に入りで、夕飯を作っている親の前で無理矢理朗読して聞かせたことがある。
    それほど気に入る話を含む本は、12年ぶりに読んでも全く色褪せない内容だ。
    微笑ましく、心に響き、懐かしかった。

    ちょっと疲れたかな、と思ったときに読む児童書は、とても心に沁み入る。
    「子供用の本だから」と侮れない。
    忘れかけていたものを思い出させてくれる、そんなものだ。

  • お話が好きな学校ネズミが語る、学校を舞台にした少し不思議な物語。
    学校のそれぞれの教室や場所にはそれぞれの学校ネズミがおり、学校の様子を見聞きしている。そしてその中からお話を作り、他のものに聞かせることを喜びとしている。そんな設定がとても素敵です。小学生の時に出逢いたい作品ですね。ラストの切なさと爽やかさも好きです。

  • たまたまここのレビューを読んで即、衝動買い。
    読んでよかったと思える本はこれまでにもたくさんあったが、読んで聞かせたいと思う本に、初めて出会った。
    リズムよくとんとんと進んでいく話が、読んでいてとても心地が良い。
    大人が読んでも楽しめる児童書。

  • 今流行っている(と言っても青い鳥文庫ほど軽くない)児童文学作家でも、感心する作家は少ない。欧米にはたくさんいるんだけど。
    岡田淳も、いつも読みやすく面白いけど、深みや奥行きがある作家じゃない(ピアスやカニグスバーグと比べてるから、辛いですよ)。
    でも、こういう作品を読むと、たいしたもんだと思う。
    学校の先生だけあって、リアルな小学生ライフがわかってるのが、この人の最大の強み。
    喜ぶ小学生の顔が浮かんでくる。
    「しゃっくり」「学校こわい」など、多ウケしそう。

  • 岡田さんの作品は想像力を掻き立てられる。情景を描きやすいというか。児童文学としての役割をすごく果たしていると思う。物語として面白いだけでなく、きちんと子どもの成長を促すものに仕上がっているのが凄いなぁ。将来子どもができたら是非岡田さんの作品を読ませてあげたい。(*^^*)

  • きみは〈学校ネズミ〉を知っているかな?ただのネズミじゃない。2本足で歩き、人間のことばを話すんだ。それに、おもしろい話をたくさん知ってる。コトッ。―ほら、天じょうで音がしただろ?日本児童文学者協会新人賞受賞。

  • 初めて読んだ本なのに、どこかなつかしい物語でした。小学校の自分の頭の中にタイムスリップしたような感覚で、それがとっても心地よかったです。たまに読み返して大切にしていきたい一冊。

  • ある図工教師とネズミの交流を描いたお話し。日常をどう切り取り物語に仕上げていくか、そのきっかけは「わくわくする心」?というのが、今のところの私の答え。岡田センセイにぜひ一度聴いてみたい!

  • (データ移行)


    小学生の頃大好きだった本を久しぶりに読んだ。
    岡田淳さんの物語の雰囲気がとても大好きだ。

  • こんなネズミがいたらなぁ。
    読みやすかったです。

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著者プロフィール

岡田淳:1947年、兵庫県生まれ。38年間小学校の図工教師を務め、その間から児童文学作家として、また、絵本、マンガ、翻訳などさまざまな分野でも活躍。『放課後の時間割』で日本児童文学者協会新人賞、『雨やどりはすべり台の下で』で産経児童出版文化賞、『願いのかなうまがり角』(いずれも偕成社)で同賞フジテレビ賞、『扉のむこうの物語』で赤い鳥文学賞、「こそあどの森」シリーズ(ともに理論社)で野間児童文芸賞など、受賞作多数。ほかの作品に『図書館からの冒険』(偕成社)、マンガ『プロフェッサーPの研究室』(17出版)、絵本『ヤマダさんの庭』(BL出版)、エッセイ『図工準備室の窓から』(偕成社)など。

「2021年 『チョコレートのおみやげ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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