手にえがかれた物語 (偕成社文庫)

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  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035512004

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに図書館に行ったので、小学生だった頃、「この図書館にある岡田さんの本は全部読んだことがある!」というくらい岡田さんのファンだった私は久々に「ものがたり」のコーナーにある岡田さんの本を手に取ったのでした。
    しかしながら、実はこの本を読むのは今回が初めてでした。私が小学生だった頃はこの本は私が通う図書館には置いてなかったのです。今年の6月に文庫化されたようで、それを図書館が入荷してくださったみたいなので当然ですね。
    内容は…うーん。残念ながらお気に入りには入らないかな。でも、さらっと読めるわりにはどこか心に温かいものを残してくれるようなストーリーだと思います。
    それにしても、やっぱり、岡田さん独特の「いつの間にか不思議な世界に主人公たちと共に引き込まれている…」という感覚は好きです。

  • 手に書いた絵が、別の世界を形づくってしまう。その世界での物語を通して、妻をなくしたあきらおじさんに変化がおとずれる、というお話。空想と現実の境界線で考えることで、人の心が救われることもあるかもしれないなあと思った。

  • 妻を亡くしたおじさんをなぐさめるためにお願いしたことから始まる不思議な優しいお話。

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著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。神戸大学教育学部美術科在学中の1966年に「星泥棒」を自費出版。西宮市内で小学校教師をつとめながら1979年に『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』(偕成社)を発表。1981年『放課後の時間割』で「日本児童文学者協会新人賞」を受賞。教壇に立ちながら1年に約1タイトルのペースで作品を発表。数々の賞を受賞する。「こそあどの森」シリーズ(理論社)は国際アンデルセン賞オナーリストとなる。アジア各国では翻訳本も出版されている。岡田淳作品で読書嫌いが治った、本好きになったという人は多い。

「2008年 『人類やりなおし装置』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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