大どろぼうホッツェンプロッツ: ドイツのゆかいな童話 (新・世界の子どもの本 1)

  • 偕成社
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感想 : 214
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036082506

感想・レビュー・書評

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  • 学校に図書館で読んで、読書好きにしてくれた本。
    ふたたび…、みたび…、と読み漁った。

    • こっとんさん
      ロマンスカー読書人さん、こんにちは。
      いいね!とフォローありがとうございます♪
      私もこの本は思い出の本です。
      小学校2年生の時の担任の先生が...
      ロマンスカー読書人さん、こんにちは。
      いいね!とフォローありがとうございます♪
      私もこの本は思い出の本です。
      小学校2年生の時の担任の先生が時々、お楽しみとして読み聞かせしてくれました。
      これからもよろしくお願いします!
      2022/05/30
  • 小学校中学年向け。
    タイトルはホッツェンプロッツですが、主人公はカスパールという少年。
    ある日カスパールのおばあさんのうちに大どろぼうホッツェンプロッツが現れ、おばあさんの大事なコーヒーひきを奪いました。カスパールはこのコーヒーひきを取り返すため、なかよしのゼッペルと一緒に大どろぼうを捕まえようとします。子供向けの人形劇になりそうなお話。勧善懲悪で子供が読むにはいいですね。

  • 担任したクラスで、授業をやり繰りして読み聞かせすると抜群に人気があった本です。特に、カスパールが大魔法使いツワッケルマンを欺くくだりは、皆が目を輝かせていましたっけ。
    家庭訪問時に「娘が帰宅するなり本屋に行きたいと言い出しまして、この本を買って夢中で読んでました。自分から本を買いたいなんて初めてだったんですよ」と言っていたお母さんもいました。
    現在では「教育改革」が進んで、授業のやり繰りもままならないし、朝の10分読書ではこういう長い物語は扱いにくくなってます。"先生が長い物語をじっくりと読み聞かせする"って、何かしら得るものがあると思うのですけどね。

  • おばあさんのコーヒーひきを奪った大どろぼうホッツェンプロッツを、二人の少年ゼッペルとカスパールが追う!小学校中級からが対象目安のよう。作者プロイスラー氏はドイツの小学校で長年教師をしていた方だそうで、ドイツ児童文学賞や国際アンデルセン賞作家賞等受賞されている。

    親しい友人と話していて「今も記憶に残っている印象的な本」ということだったので、気になって読んでみました。いやー、児童文学侮ることなかれ。これ小学生のときに出会っていたら、きっと印象に残ったろうなと思う素敵な作品でした。

    テンポよく進み、ハラハラしたり、ドキドキしたりしながら最後はハッピーエンド。大人になってから読んでいるので、「子供向けにここはひらがななんだな」とか、「これ小学生からすると難しい表現だと思うけれど、きっとこういう所から言葉とか漢字を学んでいくのかな」とか、「今の私だったら本作の主人公のような選択はしないけれど、これ大人だから思うことだなぁ」とか、違う形でも楽しめました。素敵な作品って色褪せないものですね。続きも読んでみようと思います。

  • 2年生と4年生の子どもに読み聞かせをしましたが、まずコーヒー挽きって何?ということから説明しました。
    読み聞かせるには長くて、何日かに分けて読みました。
    凶悪な大泥棒から大切なものを取り返しに少年2人が森の奥へと冒険に行く物語。
    そんな危険なことを大人がよく許したな^^;
    帽子の交換から始まる取り違えは子どもにもわかりやすくドキドキする展開で面白いと思います。

  • 小学生の頃、図書館で何度もこの本を借りたことは憶えているのですが、いつも読まずに返却していたような…大人になり、本と子どもに関わる仕事をするようになってようやくきちんと読み切りました!じゃがいものシーンの記憶がかすかにありましたσ(^-^;) まさに一気読み、物語のテンポが軽快で、たたみかけるようなストーリー展開…長らく読み継がれているのも納得。様々なネタが散りばめられ、小物使いも秀逸ですね。私はゼッペルの緑のチロリアンハットが気に入りました。ふたたび、みたびもぜひ読みたいと思います。

  • 「大魔法使いペテルジリウス・ツワッケルマン!」ほらね。
    覚えたし、言えるし。
    ゼッペルとカスパールだったら、僕はカスパールがいいな。じゃがいもも6杯の方がいいし。
    ツアッケルマンも殺さないで捕まえた方が良かったんじゃない?
    だって、そうしたらもっとご褒美貰えたと思うよ。
    あ、でもツァッケルマンはネズミに化けて牢屋から逃げちゃうか。(S8)

    学校の感想文にも書く。
    「ゼッペルとカスパールという二人のこどもが出てきます。さいごがみどころです。」(S8)

    子供のころ大好きで何度も読み返したシリーズ。
    曲を奏でるコーヒー挽き、じゃがいも、かぎたばこ。
    チビちゃんも夢中でうれしい。

    • kwosaさん
      shuwachoさん!

      この本、大好きです。

      実は小学校一年生の時に、生まれて初めて買った本なんです。
      子供の頃のものって全部なくしたの...
      shuwachoさん!

      この本、大好きです。

      実は小学校一年生の時に、生まれて初めて買った本なんです。
      子供の頃のものって全部なくしたのに、唯一これだけが手元に残っています。
      娘がもう少し大きくなったらあげようと思って勝手にわくわくしています。
      「ふたたび」「三たび」は未読なので、いまからでも読んでみようかな。
      2013/05/29
    • shuwachoさん
      遅くなって申し訳ないです。
      「初めて買った本」!素敵です。
      そしてそれを娘さんへというのもいいですね~!
      自分が初めて自分のお金で買っ...
      遅くなって申し訳ないです。
      「初めて買った本」!素敵です。
      そしてそれを娘さんへというのもいいですね~!
      自分が初めて自分のお金で買った本ってなんだろう?と考えましたが、全く思い出せなくて愕然としました・・。(^^)
      この本は何度も何度も読み返した1冊です。息子も気に入ったようで本当にうれしいです。
      親子で好きな本の話ができるのっていいですね❤
      2013/06/03
  • 久々に読み返しましたが、なかなかステキでした。

    確か、小学2年生のときに読んだのですが、意味全部わかっていたのかなあと改めて思ったり。

    いま読むとけっこう本文外の言葉に大人の目線が入っているなあと。

    あとは、やっぱり食べ物がおいしそう。生クリームたっぷりのプラムのケーキとか。さまざまなジャガイモ料理とか。

    絵も、かわいらしいというよりは個性的で、魔法使いの家の壁紙?や魔法使いの帽子が目の模様なのだけれども、本文ではそれに一言もふれていない。

  • 子どもの頃好きだったことを思い出して再読。うまくどろぼうを成敗できるかドキドキしながら読んだことを思い出した。出てくるアイテムや、セリフが全部楽しい。プラムのケーキとコーヒーの組み合わせに憧れる。

  • 児童書ながら、"伏線"が出てきてしっかり効力を発揮しているところにびっくりしました。
    次々変わる展開に、この先どうなるんだ?と思いながらぐいぐい引っ張られ、物語に入り込めました。
    長く読み継がれる訳だ!と納得できます。

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