大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわる (新・世界の子どもの本 3)

  • 偕成社
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036082704

感想・レビュー・書評

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  • 出てきた!出てきたよ。母ちゃんが言ってたカボチャ。
    3だったんだな。大きなカボチャがチョコレート味だって。 なんとホッツェンプロッツ、泥棒やめたんだって。
    だからナイフも胡椒ピストルもやめちゃって、信じられないならって全部爆発させちゃうんだよ。
    それでゼッペルとカスパールとご飯の準備しようとして「あ、ナイフない」って借りたり。
    意外だった。「どろぼうのねじろ」とか。「どろぼうのねじろ」行ってみたい!
    ワニ犬が戻ったんだよ。ほら、打ち上げ、みんなでやってるでしょ?(S10)

    「この世の中で、いつも悪役を演じているくらい、重荷になることはないからな。たえず罪をおかさなくちゃならない。たとえ、その気がぜんぜんないばあいでもだ。たえずおばあさんをおそうし、自転車をぬすむし、そしてたえず警察には気を配っていなくてはならない。そのために体力は、だんだんおとろえ、神経がすりへっていくんだ。」」

  • 大どろぼうホッツェンプロッツシリーズの最終巻
    本当にこの作品に出てくる食べ物は食べたくなって仕方ない!
    今回は前作と違い、ワクワクドキドキだけでなく、素直に感動させられた

    どろぼうのねじろ亭には是非一度足を運んでみたいものですね!

  • 三部作だったのねで完結。終わっちゃって寂しいけど、また読み返せばいいか!

  • 三部作の最終巻を35年ぶりに読了。子どもを寝かしつける時の読み聞かせで半年以上かかった。
    泥棒を廃業して新しい仕事を探すホッツェンプロッツが主人公といえる話。シュローターベック未亡人の部屋に彼女が若い時の写真が飾ってあったり、本筋とは関係ないところでも楽しめた。

  • このシリーズは3冊全部読むことを是非お勧めします。

    一巻二巻で悪役だった大泥棒ホッツェンプロッツですが、三巻では更生したと言って登場します。これを本書に登場する大人たちもなかなか信じないし、読み聞かせをしている僕も簡単には信じられません。しかしうちの子供たちはホッツェンプロッツがそう言った瞬間にすぐに信じてしまいました。純真とはこういうことですね。この三巻では一巻二巻のエピソードがうまく伏線になっていたり、これまでにお約束になったパターンを繰り返してみたりあえて外してみたりと、シリーズものの面白さを子供たちに教えてくれます。シリーズを通して見れば、大泥棒と戦って友だちになり、彼のいいところを見つけ更生を助けてあげるというとても良い話です。そのために3冊全てに無駄がありません。お勧めです。

  • 改心したものの、世間からは疑惑の目で見られるホッツェンプロッツ。カスパールとゼッペルは、今度はホッツェンプロッツの味方となって奮闘します。はりめぐらされた伏線、緊密なストーリー展開に、否が応でも一気読み。シリーズの最後を飾るにふさわしい大団円が待っています。

  • ホッツェンプロッツがいい人になってよかった

  • ホッツェンプロッツ完結編。

    泥棒稼業に疲れ、改心したホッツェンプロッツなのに、盗みの疑いをかけられ、カスパールとゼッペルが真犯人を探して大活躍。

    あんなにひどいことをされてもホッツェンプロッツを信じる二人の純粋さは子どもならでは、でしょうか。

    ぜひぜひ3作すべて、読んでほしいと思います。

  • 【あらすじ】
    どろぼう業をやめる決心をしたのに、だれも信用してくれません。大どろぼうをかばう二人の少年が大活躍。

    【感想】

  • 食べ物が美味しそうなのは壮大な伏線だったのか…!
    三たびまで読むべし。ものすごくめでたしめでたし。

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