カメレオンのレオン つぎつぎとへんなこと (岡田 淳の本)

著者 :
  • 偕成社
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036101603

感想・レビュー・書評

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  • 序盤はクスッと笑っちゃうような意味のわからない不思議な話がたくさんありました。
    ハテナが頭の中にたくさん浮かんでたけど、最後には伏線を回収してくれて愉快なお話でした。
    小学校低学年でも読めそうな、読みやすく、わくわくする物語です。

  •  桜若葉小学校では、つぎつぎとへんなことがおこっていた。3年のアリサは、そのへんなこと(いたずら?)にあったことがない。ある日、アリサがヴァイオリンの練習をはじめようとすると、テントウムシが話しかけてきた!
     カメレオンのレオン、タイトルに出てくるのになかなか登場してこないなと思いながら読んでいた。

  • 小学校におこる、次々とへんなこと。廊下をペンギンがついてきたり、校長先生が二人になったり。最後はケケケッという声と共に消える。最初は可愛いいたずら程度だったが、段々エスカレートしていって…。
    不思議な世界観。ファンタジー一歩手前みたいな感じ。

  • 久し振りの岡田さんの本。

    笑える。

    文章が説明ぽくなくて読みやすかった。

    こんな「おばけじけん」あったらワクワクするだろうな。

  • ナンセンス絵本的な、現実に不思議世界が交錯する児童小説です。
    オムニバス形式で、軽く読めます。

    先日、作者岡田淳さんの講演会に行ったとき、「たぶん世界で唯一の、ファンタジーへの扉が開かれたのに、飛び込んで(或いは巻き込まれて)行かないという選択肢がとられた作品」であるというふうに紹介された短編が入ってます。
    朗読を聞いて、思わず購入を即決しちゃいました。
    可愛いくて面白い!
    いかにも現代の子供らしさがナイスでした。

    岡田淳さんの書かれる作品は、小学校や小学生の雰囲気がすごく生き生きしていて楽しいです。

  • おばけのいたずらのようなことが次々と起こる。

著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。神戸大学教育学部美術科在学中の1966年に「星泥棒」を自費出版。西宮市内で小学校教師をつとめながら1979年に『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』(偕成社)を発表。1981年『放課後の時間割』で「日本児童文学者協会新人賞」を受賞。教壇に立ちながら1年に約1タイトルのペースで作品を発表。数々の賞を受賞する。「こそあどの森」シリーズ(理論社)は国際アンデルセン賞オナーリストとなる。アジア各国では翻訳本も出版されている。岡田淳作品で読書嫌いが治った、本好きになったという人は多い。

「2008年 『人類やりなおし装置』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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