カメレオンのレオン つぎつぎとへんなこと (岡田 淳の本)

著者 :
  • 偕成社
3.78
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本棚登録 : 294
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036101603

作品紹介・あらすじ

桜若葉小学校の校庭には大きなクスノキがある。つぎつぎおこるへんな事件はすべてこの大きなクスノキからはじまった。いまはまだそのことをだれも知らない…探偵レオン登場。小学3・4年生から。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルのカメレオンのレオンが出てくるのが最後の方(笑)。
    桜若葉小学校でつぎつぎと変な事件が起きる。1章ごとに変な事件のお話があります。変な事件の犯人が、異世界からきたクラゲで、女の子のバイオリンの演奏で退治する。なんでそれで退治できるの?女の子のバイオリンが下手だから苦手ってこと?失礼な話ね、と思って、納得できないまま終わってしまいました。

  • 不思議なことがあるんだなぁ。
    ハラハラドキドキした。

  • 色々なエピソードがあるのだけれど、その中でも風船のはなしが好きだった。
    意外と最後の方にレオン登場。意外な解決方法が、ユーモアに富んでいて、楽しい。

  •  先に続刊を読んでしまっていますが。
     これがレオンシリーズの第1巻てことでしょうか。
     副題の「つぎつぎとへんなこと」のとおり、変なことが起こってばっかりで、レオンさんはなかなか登場しませんが。
     変なことの部分で連作のようになっていて、レオンが登場してから急展開するから、何か別のお話を読んでいるような気にもなる。

  • 序盤はクスッと笑っちゃうような意味のわからない不思議な話がたくさんありました。
    ハテナが頭の中にたくさん浮かんでたけど、最後には伏線を回収してくれて愉快なお話でした。
    小学校低学年でも読めそうな、読みやすく、わくわくする物語です。

  • 「桜若葉小学校の校庭には大きなクスノキがある。つぎつぎおこるへんな事件はすべてこの大きなクスノキからはじまった。いまはまだそのことをだれも知らない…探偵レオン登場。小学3・4年生から」

  •  桜若葉小学校では、つぎつぎとへんなことがおこっていた。3年のアリサは、そのへんなこと(いたずら?)にあったことがない。ある日、アリサがヴァイオリンの練習をはじめようとすると、テントウムシが話しかけてきた!
     カメレオンのレオン、タイトルに出てくるのになかなか登場してこないなと思いながら読んでいた。

  • 小学校でおこるおかしなこと。
    子どもの目線、おもしろおかしくて。何歳になっても岡田さんの本を読むと一気に小学生にもどれる。
    風船のシーンが一番すき。あんな状態でも伝言ゲームっておもしろいよね。
    退治するとこはハラハラした。
    ページの書いてある右下、左下にも注目。

  • もしも、ぼくが学校でトイレに行こうとしたら、後ろからペンギンがついてきていたら、いやだなー。
    あと、学校のプールにくじらなんかがいたら、プールに入りたくないよ。

  • はじめは小さなイタズラが、だんだんとエスカレートして困ったことに。
    そして現れる英雄と最終兵器…

    なんですが、実にゆるい。
    目の前に不思議なことが起こっているのにドライに対応する男子。
    オバケのイタズラと言われてあっさり納得する人々。
    大きなことになりそうでならないふんわりした話でした。
    最終兵器には笑った。

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著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。神戸大学教育学部美術科在学中の1966年に「星泥棒」を自費出版。西宮市内で小学校教師をつとめながら1979年に『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』(偕成社)を発表。1981年『放課後の時間割』で「日本児童文学者協会新人賞」を受賞。教壇に立ちながら1年に約1タイトルのペースで作品を発表。数々の賞を受賞する。「こそあどの森」シリーズ(理論社)は国際アンデルセン賞オナーリストとなる。アジア各国では翻訳本も出版されている。岡田淳作品で読書嫌いが治った、本好きになったという人は多い。

「2008年 『人類やりなおし装置』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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