公平、いっぱつ逆転!

著者 :
制作 : 小松 良佳 
  • 偕成社
4.08
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本棚登録 : 30
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036101702

作品紹介・あらすじ

白石公平は11才、小学校五年生だ。自分でもなさけないほど気がよわくて、めだつのがきらい。ところが、なんのまちがいか、引越した家にはラブレターはとどくし、転校先の小学校では、うわさされるほどけんかがつよいことになっていた!?注目度のたかい公平は、学校のいじめグループのボスのターゲットに…小学校中学年から。

感想・レビュー・書評

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  • 地味で気が弱い公平。転校先では、なぜか空手が強いことになっていて…。
    ワルのボスは児童会長。公平は、やつらの溜り場の温室を取り戻せるのか!?
    小学生で不良グループがでてくることに衝撃をうけつつ読了。(現実にありそうでちょっと怖い。笑)
    公平くんは最後まで振り回されっぱなしで、(公平への)他力本願な感じがせつないなぁ。頼りにされているのとはちょっと違うけど、結局頑張ってる公平くんは、「公平」な子なんですね。いい子です。
    せっかくだから、相撲のシーンをもっと見たかったかなぁ。

  • 転校生の公平を救世主に仕立てあげる子たち。
    巻き込まれた公平がお人好し(お調子者?)でよかった…。

  • 評価は3.5が妥当。 

    元々気が弱いのに転校初日に自宅にラブレターが投函されてたり、
    声をかけた1年に逃げられたりしたらそりゃ何事かと思うわなw

    そして、教室入ったらみんなが静になるわ、指があたっただけで
    花瓶は割れるし手をついたら教壇が真っ二つw
    まだ夢の中か、急に自分がとんでもない力を手に入れたかって
    考えるよね。

    一部の不良小学生達に全校の生徒が支配されてるってのは
    出来過ぎかなって思うけど、公平の運の良さも手伝って
    なんやかんやと温室グループと対等に渡り合ってた辺りは
    おもしろかった。

    かわいい子に応援されるとすぐ調子に乗っちゃう辺り
    好感が持てるw

    それにしても由美ちゃんは男をその気にさせるのが上手いねぇ。
    一歩間違えたら、小悪魔だよな。
    男を手玉に取って裏で糸引くタイプ。

    そして委員長はずるすぎ。 
    何も知らない転校生に全てを押し付けて自分は応援してるだけ。
    ちょっと友達にしたくないタイプかも。

    イラストの可愛らしさと、公平のキャラの良さで面白く読めたけど、よくよく考えると他人任せのキャラばかりなんだよねぇ。
    どうせなら、委員長も相撲大会に参加して欲しかったな。

    そんで、ラストは更に公平の人の良さを使ってあんなことを!

    話の展開が早いし読みやすいから、1時間もあれば読み終わる。

    最後に取ってつけたように相撲の技がいくつかが
    イラストで紹介されてて、妙にほっこりしたw

  •  新しい学校の5年5組に転校してきたばかりの公平。気が弱くて目立つのがきらいなのに、空手の達人でけんかが強いといううわさが広まっていた。「わたしたちを助けてください」という手紙もとどき…。

  • ちょっと気の弱い公平(小5)。転校してはじめて学校へ行くも、なんだかちょっとみんなの様子が変。ラブレターのようなものが届き、うわさされるほどケンカが強いことになっていて!?
    仲良くなったクラスの委員長によると、この学校には問題があると言う。
    児童会会長の赤坂長州は、建前では良い子にしているが、本当は温室を占領している不良グループのボスなのだ。長州は体格も大きく、腕っ節も強く、先生達も児童会会長ということに騙されているため、誰も文句を言えないのだ。
    そして、強いというふれこみの公平に、不良グループから温室を取り戻して欲しい、と・・・委員長は言う。つまり、公平の間違ったうわさを流したのは委員長だったのだ。
    本当は気が弱いけれど、公平は不良グループの前では、見栄をはって強そうに見せた。本当は弱いとばれるとまずいのだが、児童会が主になって行うスポーツ大会で、不良グループメンバーばかりの出場する相撲大会に出るはめになってしまう。


    気は弱いけど、お人好しの公平。転校そうそうトラブルにまきこまれつつ、頑張る。最後の最後まで、委員長と由美ちゃんにのせられちゃう オチつきで、読後感スッキリの楽しい物語。

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著者プロフィール

1963年生まれ。兵庫教育大学大学院修了。長崎県の特別支援学校勤務。『熱風』で、第四八回講談社児童文学新人賞佳作受賞。『ひみつ』(講談社)が第50回野間児童文芸賞最終候補作に選ばれる。『ふたり』(講談社)が全国読書感想文コンクール課題図書に、『幽霊魚』(講談社)が全国感想画コンクール課題図書に選ばれる。その他、『公平、いっぱつ逆転!』(偕成社)など。長崎県在住。

「2018年 『おなべの妖精一家2 ワロンカフェ、本日開店です!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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