ムンジャクンジュは毛虫じゃない (子どもの文学 31)

著者 :
制作 : 岡田 淳 
  • 偕成社
3.58
  • (2)
  • (4)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 28
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036263103

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ムンジャクンジュは、毛虫じゃない…呪文のようなタイトル…ことしの思い出の一冊としましょう。ちょっと、はやめに『よい年を!』

  • 子ども向けだからこそ、子どもを大切に、ごまかさない作品が残っていくのだと思う。

    同じアパート(昔は中学校の校舎だった)に住む5年生の克彦と稔。引っ越してきた良枝。
    登ると祟りがあると言われ、近所の人は近付かないクロヤマで良枝が見つけてきたクロヤマソウから物語が始まる。
    クロヤマソウだけを食べ、どんどん大きくなる、毛むくじゃらの謎の生き物ムンジャクンジュ。
    その食べる時間が25時間ごとであり、量は毎日2倍になっていくことに気づく克彦。
    最初は3人の秘密だったムンジャクンジュは、だんだん3人だけでは育てられなくなる。
    クラスのみんな。担任の川村先生。それぞれの協力と、気づくこと。
    爽快なラスト。

    ”ま、なんや知らんけど、しっかりやれと、むすこのかたをたたいた。”
    子どもを信用する大人の姿に、考えさせられた。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

岡田 淳(おかだ じゅん)
1947年兵庫県生まれ。神戸大学教育学部美術科在学中の1966年に「星泥棒」を自費出版。西宮市内で小学校の図工教師をつとめながら1979年に『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』(偕成社)を発表。1981年『放課後の時間割』で「日本児童文学者協会新人賞」を受賞。教壇に立ちながら1年に約1タイトルのペースで作品を発表。数々の賞を受賞する。「こそあどの森」シリーズ(理論社)は国際アンデルセン賞オナーリストとなる。アジア各国では翻訳本も出版されている。岡田淳作品で読書嫌いが治った、本好きになったという人は多い。自著の挿絵も手がけている。
代表作に『二分間の冒険』、『選ばなかった冒険―光の石の伝説』など。

ムンジャクンジュは毛虫じゃない (子どもの文学 31)のその他の作品

岡田淳の作品

ツイートする