- Amazon.co.jp ・本 (51ページ)
- / ISBN・EAN: 9784036310203
感想・レビュー・書評
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37番目の染色体としか出てこなかったから確信が持てなかったけど、最後の写真を見て確信した。ダウン症だったのね。
うーーーん…きょうだい児に周りの大人が書かせた普通の大人の期待に応えたキラキラきょうだい児の文章みたいな。
まぁまだ赤ちゃんだからっていうのもあるからかもしれないけど…うーーーん…
これが普通のきょうだい児の気持ちだと思ってもらいたくないなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヨーヨー、カロリーナ、ウルリーカ、ヨハンナの4人兄姉の元に新しく生まれた、弟のトビアス。トビアスは生まれつき47個の染色体を持つ、「とくべつ」な赤ちゃんだった。
両親はトビアスを施設に預けることを提案するが、それを聞いた兄姉たちはカンカンに怒る。
「わたしたちは、トビアスをうちにつれてきてもらいたいのです。トビアスに手がかかるなら、わたしたちみんなで、てつだうのがあたりまえでしょう。」
ダウン症候群のトビアスは、いわゆる「ふつう」の子どもではありません。トビアスだけでなく、世界には「ふつう」でない子どもたちはたくさんいます。
「ふつう」の子と「ふつう」でない子は、どうして一緒にいられないんだろう?お互いに怖がり合っているから?一緒にいないからこそ、怖いと感じてしまうんじゃないかな?
トビアスとの生活を通じて兄姉たちが感じたことがストレートに描かれた本(絵は当時7歳のヨハンナが担当)。
そこにいてくれるだけで嬉しい、という、シンプルだけど強い強い愛情がまずあって、それが困難を乗り越える原動力になったり、他者への想像力や思いやりに繋がっていく。
たくさん教えられました。知る事って本当に大事。 -
"子どもは、みんな一緒に遊び、お互いに理解し合わなければならない"
末っ子のトビアスが障害児だと聞かされて悲しむ母親の姿から、子どもたちは障害児とは何かを真剣に考えます。この本には、そんなトビアスのような子と一緒にいるからこそできた、ぜいたくで素晴らしい経験が無邪気で純粋な絵とともに綴られています。【中央館/726.5/S3】 -
小2の娘が夢中に聞き入ってました。
わたしたちに、ふつうでない弟がいてよかったー
こんな風に思える家族とて素敵だなと思いました。様々なことにあてはまるなと思います。我が家に1冊置いておきたい本です。
他のシリーズも読んでみようと思います。 -
「小さな兄姉たちは、弟が障害児だといわれたときの反応を、無邪気な絵と文で描きました。母親と兄姉たちが作った弟への愛の絵本。」
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セシリア・スベドベリ (編さん), ヨルゲン・スベドベリ (著), 山内 清子 (翻訳)
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娘:5歳
公文で推薦図書として読んでいたせいか、読みやすかったようで何度も読んでいました。シリーズで借りたいそうです。 -
兄弟が話し合える環境と、家族全体で助け合えるという発想をした子どもたちに喝采。母親の、飾らない生の姿も書かれている。
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10分。ダウン症のトビアスが生まれた家族のお話。障害児、細胞、染色体などの言葉も出てくる
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UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み込んで製本した、ユニバーサル絵本を貸し出ししています。
状況が「読みたい」になっている本はお貸しできます。
「いま読んでいる」になっている本は貸出中ですが、ご予約いただけます。
コメント欄に「貸出希望」と書いてください。
(送り先の住所などはここに書かないでください。) -
「子どもを本好きにする10の秘訣」>「命・生き方」で紹介された本。
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シリーズ
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3年1組 2011/6/21
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2009年度 5年生 1月
2003年度 5年生 1月 7分 -
障がいをもって生まれてきた弟をまるごと受け止め愛する兄姉と両親。現実に我が身に起こった時に将来を案じたり、我が身の振り方をあれこれと…なかなか受け入れることができずに苦しむような気がする。おとなの考え方って超現実的であれこれ重く考えてしまう。こどもの目線ってやっぱりすごいなぁって思う。まず,ありのままを受け止めるということがどんなに未来と希望に繋がっていくかを伝えてくれる。
『ふつうの子はふつうでない子をおそれ、ふつうでない子がふつうの子をこわがることもある』とお母さんが語るこの言葉のような現実の世の中から、お互いの意識を変えて、添い歩む社会へ…。やはり難しいのだろうか。 -
スウェーデンに生まれたダウン症の男の子、トビアス。
その子が大好きなきょうだいたち。
続編続編『わたしたちのトビアス大きくなる』と『わたしたちのトビアス学校へいく』があります。