天国に近い村

  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (117ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036311002

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  • 亡くした人のことを想う。

  • 村の空気を感じてしまうような、穏やかなお話。
    死に対しての恐怖が、和らぎます。

  • 人が死んで天国に行く時、少しの間暮らす村がある。天国に行く準備ができていない人々が住む小さな村の物語。ニューベリー賞作家の描く、愛にあふれたファンタジー。

  • 死んだ人間は普通ほとんどが、天国に行く。天国はすばらしいところで時間にしばられることもなく、自由だ。しかし、ほんの一部の人たちは、そこに行くことに躊躇ってしまう。時間にしばられた生活に慣れてしまって受け入れられないのだ。そんな人たちのために天国に行く前に、よるところ、それが天国に一番ちかい島。

    宗教的要素がけっこう含まれているとは思うが、たとえば「どんな罪人でも、神様の子供。死んだら必ず神様のもとへ帰って、罪を許され天国にいく。」なんて考えかたは、仏教にはないんじゃないかな?キリスト教的?やさしい文章でかかれているから、読みやすく、倫理的な話だと思う。ストーリー性は皆無。

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著者プロフィール

1954年、アメリカのヴァージニア州に生まれる。
大学卒業後、図書館員などを経て本書を発表し、コールデコット賞オナーを受賞する。絵本、詩、幼年童話、小説などで、幅広く活躍。『メイおばちゃんの庭』(あかね書房)で1992年ボストングローブ・ホーンブック賞、93年ニューベリー賞を受賞。ほかに『ヴァン・ゴッホ・カフェ』〈小石通りのいとこたち〉シリーズ(以上、偕成社)『名前をつけるおばあさん』『ゆき』(以上、新樹社)などがある。

「2012年 『わたしが山おくにすんでいたころ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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