手話だからいえること 泣いた青鬼の謎

  • 偕成社 (2023年12月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (166ページ) / ISBN・EAN: 9784036355402

作品紹介・あらすじ

『デフ・ヴォイス〜法廷の手話通訳士』で話題をさらった丸山正樹氏、初めての児童書『水まきジイサンと図書館の王女さま』に続く第2弾。
コーダである手話通訳士の再婚相手の子ども、美和が主人公。美和の仲良しの英知は、前作最後で引っ越し、転校してしまった。場面緘黙症の英知とは手話で会話をしていた美和は、転校後は手紙でやりとりを始める。美和には妹ができ、ほんとうのお父さんではないアラチャンをなんと呼べばいいか考えているうちに、いろいろと悩み始める。一方いつもいく床屋さんで止まったままの大きな掛け時計が気になり、英知との手紙のやりとりのなか、全てが微妙にからみあっていく。手話でのコミュニケーションの重要性への理解も深まり、子どもたちに向けて知ってほしいテーマがさりげなく盛り込まれた作品。巻末に手話の説明付き。

みんなの感想まとめ

テーマは、成長する子どもたちの心の葛藤と手話のコミュニケーションの重要性です。主人公の美和は、引っ越してしまった友人英知との手紙のやりとりを通じて、家族の変化や自分自身の成長を実感します。新しい妹の誕...

感想・レビュー・書評

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  • はい『デフ・ヴォイス』シリーズのスピンオフ略してデコピンの第二弾でふ

    微笑ましい!
    美和ちゃんが微笑ましい!

    そしてなんていうか色々考えてる!
    そりゃそうよね
    小学生だって色々考えてるわよね
    でも基本いい子だし
    お姉ちゃんになったし
    なんの照れもなく英知にあげる手作りチョコにチャレンジしちゃうし
    そしてアラチャンも凄いいいお父さんなので間違った方向に行く気配がない!
    はぁ〜良かったね〜



















    とは、ならんからな!
    確実に思春期来るからな!
    女の子はめっちゃ残酷にお父さん嫌うからな!
    手話ならちょっと言いづらいことも不思議と話せちゃう!とはならんからな!
    めっちゃ無視されるからな!
    せいぜい今のうちに楽しんでおくんだな!

    あばよ!

    • 1Q84O1さん
      百戦錬磨のおびさんぜひご指導を!
      百戦錬磨のおびさんぜひご指導を!
      2024/04/04
    • ひまわりめろんさん
      テオクーレ(イタリア語)
      テオクーレ(イタリア語)
      2024/04/04
    • 1Q84O1さん
      マニァゥ(インドネシア語)
      マニァゥ(インドネシア語)
      2024/04/04
  • 『デフ・ヴォイス』シリーズからのスピンオフ作品第二弾

    第一弾のレビューは本の内容に全く触れてなかったですね…
    (それは、ひまわりめろんさんが悪いということで…w)

    なので、ここで復習
    本作は『デフ・ヴォイス』シリーズのスピンオフということで主人公は美和と英知です
    前作で真っ直ぐ素直な美和と英知に会えました

    本作は大好きだった英知の引っ越し、赤ちゃんが生まれお姉ちゃんになる、本当のお父さんのことを知るなど、美和のまわりが慌ただしくなり心配に…

    だけど、大丈夫!

    真っ直ぐ素直な美和はやっぱり真っ直ぐ素直なままだ!

    1Qパパも安心したよ^_^
    (美和のお父さんになったつもりw)

  • 「デフ・ヴォイス」シリーズのスピンオフ、児童書バージョン第二弾。

    美和の友達、場面緘黙症の少年・英知が引っ越してしまった為、彼の転校後は手紙でやりとりを始める二人。
    もうすぐ生まれる赤ちゃんのこと、床屋さんにある止まったままの時計のこと、そして、「本当のお父さん」のこと・・・話したいことを綴った手紙に対しての、英知の返事を心待ちにする美和ですが・・。

    前作は、美和ちゃんと英知くんが二人で日常の謎を解いていく流れでしたが、今回は主に美和ちゃんの内面にスポットを当てた印象です。
    (“床屋の時計”のようなちょっとした“なぞなぞ”もありますが)
    美和ちゃんのお手紙に対して、時間はかかっても丁寧な絵で返事をくれる英知くん・・・手話でお話できる機会がなくなっても、二人の文通は微笑ましいものがありますね。
    お母さんに赤ちゃんが生まれることで、“アラチャン”こと荒井さんを何て呼べばよいのか悩んだり、さらには「本当のお父さん」について考えこんでしまう美和ちゃん。
    そして、生まれてきた瞳美ちゃんが“聴こえない子”だったことで、聴覚の再検査をしたがる“聴こえる側”の母方(みゆきさん)のお祖母ちゃんに対して、“聴こえない(ろう者)側”である、父方(荒井さん)の兄一家は瞳美ちゃんを“デフ・ファミリー”の仲間として溺愛する様子が対照的で考えさせられます。

    「青鬼」のエピソードでは、「本当のお父さん」について、美和ちゃんの心に寄り添って真摯に説明するアラチャンの神対応ぶりに感心しました。
    荒井さんってシリーズ本編では、結構拗らせていて、ちょっと斜に構えているような印象があるのですが、美和ちゃん視点になると、こんなに素敵なパーフェクトファーザーになるから、アラ不思議。
    ついでに言うと、こちらでは“普通のお母さん”という感じのみゆきさんも「刑事・何森シリーズ」では“できる人”なので、いつか美和ちゃんも“刑事・みゆき”の有能ぶりを知って頂きたいと思った私です。
    終盤での美和ちゃんが会いたかった英知くんに無事会えるかな・・?というくだりは、ドキドキ&キュンキュンでしたね~。
    と、いうことで、終始その小さな心パンパンに色々な思いを巡らせている美和ちゃんを愛おしく思う一冊でございました。

    因みに、前作でもあった巻末の「手話で話そう!」のコーナーが本書でも収録されておりまして(指文字表もあるよ!)、私も「どうしたの?」という手話は覚えました~♪(手の動きが某I〇KOさんの“どんだけ~”と、似ているんですよねw)

  • 2024年1月偕成社刊。児童書:美和と英知シリーズ2作目。大ニュース、床屋さんの壁(かべ)かけ時計、役に立たなくなってもたいせつなものって?、「本当のお父さん」、妹ができた!、うちには鬼は来ない?、鬼の正体、その手話は「さよなら」じゃなくて、の8つの章で構成。1日に2回正確な時間を示す時計の謎を解く、美和が面白く楽しい。

  • ドラマ化「デフ・ヴォイス」シリーズのスピンオフ作品で、「水まきジイサンと図書館の王女さま」に続く第2弾!

    引っ越してしまった英知くんとの文通の様子。
    床屋さんの壁かけ時計
    妹のこと
    本当のお父さんのこと

    前作の展開が日常の謎解きなのに対して、今回は美和ちゃん自身に焦点を当てた展開。
    美和ちゃんが日常のなかで色々感じたり、物事をよく考えている様子などを見ていて、大きくなったなぁと感じました。

    小学生だって色々感じてるし考えてる。
    アラちゃんがすごく良いお父さんになってて嬉しくなった。

    表題の“手話だからいえること”に込められた意味を感じられたのも良かった。
    私自身が昔手話を習っていたのでちょっと分かるなぁと感じる部分がありました。

    巻末に作中に出てきた日常のちょっとした表現、指文字表などの手話の説明が載っているのもいい。

    未読の方は本編のデフヴォイスシリーズも読んでみて欲しい。
    ミステリーとしても面白いし、ろう者の世界や手話のことなど新しい世界を体験出来ます。

  • 美和が主人公。2作目。美和が4年生の秋の話。
    美和の心に寄り添える、荒井、凄いよ。
    美和がまっすぐ育っているのは荒井のお陰っていう部分もかなりあるように見えるんだよなあ。

    青鬼の説明に関しては、美和にも分かるように丁寧に、しかも傷つけないように話しているし(確か離婚の原因はDVだった)。
    美和も瞳美の誕生を喜び、妹を大事にしようとしている。本当によい家族。

  • 第1弾を読んでいなかった。
    読まないと〜

  • デフ・ヴォイスシリーズのスピンオフ版で『水まきジイサンと図書館の王女さま』の続編。

    「大ニュース」
    「床屋さんの壁かけ時計」
    「役に立たなくなってもたいせつなものって?」
    「本当のお父さん」
    「妹ができた!」
    「うちには鬼は来ない?」
    「鬼の正体」
    「その手話はさよならじゃなくて」の8話収録。

    前作で引っ越し、転校してしまった場面緘黙症の英知。
    でも美和とは文通で繋がっている事に安堵し温かい気持ちになる。
    小学生でまだスマホを持っていない二人の手紙での交流が何とも微笑ましい。

    優しい言葉で大切な事をさり気なく伝えてくれる児童書。

  • デフ・ヴォイスのスピンオフ2冊目。どうしてもドラマの役者さんの顔がチラついてしまう(笑)それはさておき、美和ちゃんも色々考えてるなー。小学生とはいえあなどれない。本当の父親のこと、聞こえない妹の行く末、そして泣いた青鬼の気持ち。家庭にはそれぞれの事情がある。美和にはアラチャンがいて本当に幸せだと思うな。

  • 『デフ・ヴォイス』のスピンオフストーリー。児童書分類。巻末に手話解説つき。

  • サブタイトルがよい

  • 美和ちゃんの複雑な思いが子どもらしくて、素直で可愛かった。
    英知くんが隣にいなくても、美和ちゃんが想像して英知くんだったらこう手話で会話してくれると思うと膨らましてるシーンがよかった。
    アラチャンと美和ちゃんは本当の親子だと思う。血はつながっていなくても、お互いに尊重し合ってて素敵な関係。

  • 「デフ・ヴォイス」シリーズ児童向けスピンオフの第2段。シリーズ本編もよいのだが、こちらもたくさんの人にオススメしたい作品。手話を必要とする人は聾の人だけではないことが素直に理解できる。妹が生まれ、「お姉ちゃん」になる喜びと、派生して本当の父親について悩むなど、ストーリーに無駄がなく、美和の気持ちに寄り添うことができる。
     巻末にはストーリーに登場した手話、後ろ見返しには指文字のイラストがある。

  • 実のお父さんと泣いた青鬼!
    親子って難しいけど、愛があふれていてよかった。

  • 泣いた青鬼ってそういうこと…ひーちゃん誕生のあれこれが描かれていてよかった。

  • デフ・ヴォイスシリーズ児童向けスピンオフ第2弾。前作の続きから2月までのお話(美和ちゃんは小4)。本編の『慟哭〜』と重なるシーンも。

    子供たち!大人になったら本編を読んでね!

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著者プロフィール

京都大学大学院理学研究科教授。

「2004年 『代数幾何学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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