ふしぎ駄菓子屋 銭天堂3

著者 :
制作 : jyajya 
  • 偕成社
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本棚登録 : 193
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036356300

感想・レビュー・書評

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  • 子ども版「世にも奇妙な物語」かな。

  • 商店街の路地の奥にある古めかしい駄菓子屋「銭天堂」

    売っているのは「ラッキークッキー」「金運アップル」「子豚のヨーグルトン」……見たこともないふしぎなお菓子ばかり

    「いらっしゃい。ここは銭天堂。幸運を求める幸運な人だけが、見つけられる店でござんす。幸運なお客さんのおのぞみは、この紅子さんが、きっとかなえてさしあげましょ」

    古銭柄の着物を着た、雪のように白い髪の大きな女の人──店主の紅子さんが幸運なお客さんに売ったものは

    「留守電でんシール」携帯電話のメールや電話のやりとりが面倒になった十歳の女の子

    「絵馬せんべい」新しい学年で友だちといっしょのクラスなりたい九歳の男の子と女の子

    「兄弟だんご」年下になりたい四人きょうだいのいちばん上の十一歳の男の子

    など、ふしぎな駄菓子のもたらす幸運を手に入れた6人のおはなし

    ただし、注意書きをしっかり読まないと、かならず幸運がやってくるとはかぎらなくて……

    2013年にスタートした廣嶋玲子の人気ファンタジー「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ既刊11冊(2019年4月現在)の3作目、2014年8月刊

  • 紅子さんのライバル、よどみがちらっと登場。

  • 一ばんさいごのエピローグがおもしろかった。

  • 読書記録です。まだの人は読まないでね。


    だって、章のタイトル見たらだいたい内容がわかっちゃうでしょ~
    「獏ばくもなか」本人じゃなくて身近な人にダメージ与えるっていう思考、当然のようになてきてて怖い。
    「留守電でんシール」既読無視…初めて聞いたときなんじゃそりゃ?とびびったぐらい、メールでさえも返信に時間がかかるおばちゃんな私…ラインの返信スピードにはなっからついていけないとあきらめてるけど、こういうことでふりまわされてるのね。「絵馬せんべい」好きな子と一緒になりたい二人の願いは叶えられたけど。「しわとり梅干」「ミイラムネ」両方とも気持ちがわかる!

  •  今回は割とハッピーエンドというか、めでたしめでたし的な終わり方が殆どだったかな。

     「兄弟だんご」のラスト、かりんとうを一心不乱に貪り食う小学生て、相当狂気だと思うんだけど。
     家族が「あらあら、そんなに夢中で食べちゃって」くらいなのも怖い。

     あと、この話って、基本的に、もう1回銭天堂に行きたくても行けないのに、困ったときの連絡先が書いてある商品もあるんだ…。
     ちょっとその話だけご都合主義のような…。

     これからはちょくちょくよどみさんとの対決になるんでしょうかね。

  • 前2つよりも教訓が露骨かもしれない。

    ・獏ばくもなか:人を呪わば穴二つ。しかし、逆襲ジンジャーエールをとったらどうなっていたのか気になるな。あと、自業自得と全て切り捨ててしまっていいのかよくわからない。慢心は敵。

    ・留守電でんシール:話したいことはたくさんあるのに聴いてくれる人は少ないから、主人公に人が集まるのか。みんながみんな、そういうコミュニケーションを楽しめるとは限らないということを忘れてしまいがち

    ・絵馬せんべい:囚人のジレンマみたい。三人の絶妙な関係がなんかいい。当のあかり本人はクラスが違っても会えると気にしていないのがわりとブラック。あかり経由でないと、つながることができない二人。

    ・しわとり梅干し:68歳で、これだけ赤い梅干しを食べさせる相手の候補が思いつくあたり、なんかすごいなぁ。人間関係がしっかりしてる、ご近所づきあいがある。

    ・兄弟だんご:兄弟での役割分担や序列ってそんなに大きいものだったのか。かりんとうばんで、それぞれの役割の大変さが分かって文句が言えなくなるとしたら、それは本当にいいことなんだろうか。かりんとうばんを食べた後のリアクションをもっと詳しく描いてほしかった気がする。

    ・ミイラムネ:3分の2以上飲まないでくださいと書いてあるのに、飲むのをやめる意思があっても飲むのをやめられないという理不尽。周りの人が助けてくれることを前提として作られているのか。妹は何を買うんだろう、再登場するのか

  • 続き、続き。

  • また新しい店主の登場。
    今度は悪意を売る「たたりめ堂」のよどみ。
    紅子さんは運を売るのだとか。
    なるほど。
    だから、いい方にも悪い方にもいくのか…。
    2巻の店主も再登場したりするのかな。

    「獏ばくもなか」、「留守電でんシール」、「絵馬せんべい」、「しわとり梅干し」、「兄弟だんご」、「ミイララムネ」。

    ピンチになっても正しい心でいれば助かるというパターンではなく、駄菓子そのものが中心になってきているように感じた。
    その分、怖さやハラハラ感はなかったけれど返ってその方がいいのかも。
    面白く読めるけえrど、やっぱりだんだん失速してきたかな…。

    「留守電でんシール」
    携帯のおかけでいつでも友達と話せる分、いつでも繋がっている煩わしさがテーマ。
    最後は役目を果たして消えてしまうのがいい。
    「兄弟だんご」のオチはもはやギャグだった。
    効果がなくなるときはく来るのか…。

  • 銭天堂のお菓子は、自分の歪んだ欲望の為だけの駄菓子は食べるとろくな目に合わないね。 
    大人も子供も関係なく平等なだけに怖い。 
    でも、他人を傷つける願いじゃない場合は救いも用意されてたりする。 
    それがないと銭天堂ただ怖いだけの話になっちゃうもんなぁ。 

    児童書ではあるけど、大人が読んでもハッとする内容が多いと思う。 

    遂に銭天堂の紅子さんにライバル登場?
    今回の巻では少ししか出てこなかったけど、次の巻でもっとぶつかるのかな。

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著者プロフィール

廣嶋玲子
神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』『火鍛冶の娘』、『盗角妖伝』『ゆうれい猫ふくこさん』、『魂を追う者たち』、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2019年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂12』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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