ふしぎ駄菓子屋 銭天堂7 (ふしぎ駄菓子屋銭天堂 7)

  • 偕成社 (2017年2月21日発売)
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本 ・本 (182ページ) / ISBN・EAN: 9784036356706

感想・レビュー・書評

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  • 『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』の第七巻ですね。
    紅子さんは牢屋にいる『たたりめ堂』のよどみの代理の怪童と駄菓子勝負をすることになる。

     目次

     プロローグ
     ドリームドーム
     最後にわら麩
     ハンターバターサンド
     ある日の銭天堂
     シェフ・ショコラ
     おもてナシ
     餓鬼ニッキ
     エピローグ
     おまけ 墨丸絵日記

     勝負は引き分けになるが、怪童の駄菓子を食べたお客さんは後悔することに、一方で銭天堂の駄菓子を食べたお客さんは、希望の明日をつかむことになる。
     引き分けに、腹を立てたよどみは、自分で復讐を誓う。
     よどみと紅子さんのいきさつや、墨丸が銭天堂にやって来るエピソードなどもあり、話は段々と面白味を増してきましたね!
     おまけの墨丸絵日記も可愛くて楽しいです。
    さぁ~次巻はどんな展開になるのかワクワクします。

  • 紅子さんと怪堂の駄菓子対決。そして結果は、、、
    銭天堂は運試しのお店。お店にたどり着いた幸運のお客様は買った駄菓子を上手く使いこなせるか。
    たたりめ堂の駄菓子は安易に楽したいズルしたいが叶ってしまう。でも、結局自分にしっぺ返しが。
    ただ、今回の『シェフ・ショコラ』は本当に怖いと思ってしまった。
    自由になったよどみさんは、次はどんな手を使ってくるのかしら

  • たたりめ堂のお菓子はもちろん、銭天堂のお菓子も、幸運を招くか悪運を招くかは自分次第。
    私が幸運のお客になって銭天堂にたどり着いたとしても、最後に笑えるのか後悔するのかわからないな。

  • 今回は敵も出てきて、銭天堂ではお菓子を選ぶことになります。

    私だったらちゃんと銭天堂のお菓子を選べるかな、、と心配になりました。

    お母さんが料理上手になるお話はちょっと怖かったです
    料理上手にはなりたいけど、それで人を縛ってコントロールするなんて、怖いと思いました。

  • 七巻も、面白いです✨

    七巻で出てくるお菓子や飲み物の名前は、
    ドリームドーム、最後にわら麩、ハンターバターサンド、シェフショコラ、おもてナシ、餓鬼ニッキ
    です。
    その他に、ある日の銭天堂というお話もあります☆

    私が好きなのはドリームドームです。
    ドリームドームのお話を少しだけお話します☆
    ひろみは自分の家が嫌いだ。
    せまくて見た目も悪いオンボロアパート。
    あちこちガタがきているから、水道はよくこわれるし、すきま風も入ってくる。
    おまけに目の前は大きな道路だから、真夜中でも車の音が、うるさい。
    最初はこんな感じです。
    気になる人はぜひ読んでみてください✨

  • 「シェフ・ショコラ」は悲惨すぎる。
    児童書でこれを書いちゃうのか。
    言葉を文字通りうけとめても、もっと大人向けに読み込んでも、この話はなかなか辛いものがある。
    まあ、こうやってたまに本当に怖い話を紛れ込ませてくるところが本シリーズの楽しみで魅力。
    昔、「彼氏にカレーを作ったら味がなかった」と言っていた後輩は、ちゃんと子供に味のついたカレーを食べさせてあげているだろうか。
    無理しなくてもレトルトで十分美味しいからね!
    それはさておき、この家庭が、なんとか良い方向に進むことを願いたいが…
    このお母さんは銭天堂に辿りつけるだろうか。

    さて、本書で読み逃せないのは、エピローグ。
    なぜ、よどみがここまで銭天堂に執着するのか。
    その理由がわかる。
    でもまさかあの巻の、あの物語がここまで引っ張られるとはね…
    児童書だから、道徳の話でしょ、なんて読んだら大間違いだ。
    うまい作者は決して手を抜かない。
    それが大人に向けてでも、子供に向けてでも。

  •  「銭天堂」のお菓子を食べて、運をつかむか、手放すか、はたまた逆に不幸になるかというパターンに、やや食傷気味になっていました。しかし、人間から悪意を引き出し、破滅に追い込むことを喜びとする悪者の登場で、ハラハラドキドキさせられました。
     作家さんの引き出しの多さ、巧みな文章構成力・展開には、尊敬の念を抱かずにはいられません。

  • 紅子さんと怪童の戦い、、、

  • 怪童との果たし合いが始まった
    まさかよどみ堂のお菓子がお店に並ぶとは...

    よどみの黒いまねき猫がまたお菓子を作るのかな...

    巻末の墨丸の絵日記がかわいい。
    紅子さんの簪もきちんとかいてある笑

  • 紅子さんを何とかしたいよどみさんと気にかけていない紅子さん。今回は不思議な雰囲気の怪童さんを通しての対決だったけれど次は直接対決になりそうな予感。どうなるか楽しみ。

  • り。1670
    8y11m

  • 前回捕まったどろぼうが牢屋から出て来てまた何やらおかして、捕まったところがあーあ残念と思った

  • あり

  • 前巻でよどみの代わりに暗躍していた怪童と紅子の駄菓子対決がメイン。
    怪童はよどみの作った駄菓子での勝負。

    章の最後にお客さんが入手した駄菓子がどちらのかわかる構成なんだけど、よどみの駄菓子にはある特徴があるのでそれに気づくとどっちのお菓子を食べたかすぐわかるよ。

    もしふしぎな駄菓子やで駄菓子を入手してもちゃんと注意書きを読んでから口に入れよう。 
    そして出来えばそれはたたりめ堂の駄菓子じゃないといいな。
    たたりめ堂の駄菓子は何食べても最終的に食べた人が不幸にしかならないから

  •  今回は、よどみちゃんが動けない状態なので、紅子さん対怪童さん。
     まだまだよどみちゃんの恨みは晴れないみたいだから、次巻に続くんだろうけど、執念深すぎて怖い。
     あれくらいのことで、そこまで根に持たなくても。

  • 今回はちょっと様子を変えて、紅子さんと怪童の対決シリーズ。なかなか楽しかった。よどみちゃん、復活か?

  • 記録用

  • 紅子さんと怪童のバチバチバトル
    よどみさんが悔しがっていました
    面白かったです

  • いつもの銭天堂……ではなくて、怪童との勝負。二つのお菓子を銭天堂で出して、お客に選ばせる。銭天堂と天獄園の勝負。

    『ドリームドーム』
    家が狭いことに不満を持っている女の子がドリームドームで楽しむ話。
    狭いのに、『ランドセルサイズもの』が隠せる場所があるのは不思議に思えてしまった。閉じ込められる物語……かなと思ったけど、無難に脱出。
    銭天堂の勝ち。

    『餓鬼ニョッキ』
    餓鬼ニョッキを部員に食べさせたせいで、団結できなくなったと思っているキャプテンが銭天堂で『団結ナッツ』と『王メン』を勧められる。けれど、『餓鬼ニョッキ』の効果を消すことを望んだので、井戸水を貰って帰る話。
    何も売ってない……珍しい話。
    引き分け。

    勝負は二勝二敗二引き分け。
    二つのお菓子が出てくるのは楽しかった。

  • 魅力的な敵だけど,やっぱり紅子さんの見方をしてしまうな。
    楽しかった!

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』、『おっちょこ魔女先生』、『盗角妖伝』、「怪奇漢方桃印」シリーズ、「秘密に満ちた魔石館」シリーズ、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2023年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂1・2・3(3冊セット)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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