ふしぎ駄菓子屋 銭天堂9

著者 :
制作 : jyajya 
  • 偕成社
4.26
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本棚登録 : 94
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036356904

感想・レビュー・書評

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  • いつもと違う紅子さんが見られて、楽しかった。
    なんというか、人間らしい、というか…
    たぶん、旅って、そういうものなんだな。
    紅子さんのかわいらしさ、古銭柄の着物姿じゃないイラストも必見です。

  • 商店街の路地の奥にある古めかしい駄菓子屋「銭天堂」

    売っているのは「おしゃれサブレ」「メイク・アップル」「もてもてもち」……見たこともないふしぎなお菓子ばかり

    「いらっしゃい。ここは銭天堂。幸運を求める幸運な人だけが、見つけられる店でござんす。幸運なお客さんのおのぞみは、この紅子さんが、きっとかなえてさしあげましょ」

    古銭柄の着物を着た、雪のように白い髪の大きな女の人──店主の紅子さんが墨丸を連れ大きなトランクをかかえて旅に出ると……

    「酔わんようかん」乗り物に弱くすぐに酔ってしまう二十一歳の女の人

    「肩こり地蔵まんじゅう」祖父のぐあいが悪く温泉旅館がはやらなくなった十二歳の女の子

    「底なしイ~カ」わがままですぐに不機嫌になる九歳の男の子

    など、旅先の紅子さんと出会い、幸運をもたらすふしぎな駄菓子を手に入れた6人のおはなし

    ただし、注意書きをしっかり読まないと、かならず幸運がやってくるとはかぎらなくて……

    2013年にスタートした廣嶋玲子の人気ファンタジー「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ既刊11冊(2019年4月現在)の9作目、2018年5月刊

    2019年10月発売予定の12巻は予約だけで“ベストセラー1位”の大人気

  • 「酔わんようかん」、「肩こり地蔵まんじゅう」、「写らんシール」、「底なしい~か」、「カモメアメ」、「アイディアあんこ」

    紅子さんが墨丸と旅に出て、旅先で出会った人に商品をあげる。
    ちょっと新しいパターン。
    銭天堂に帰ると男の子が…新展開?

    写らんシール、こわい。

    カメモアメは物悲しい…。

  • べにこさんが、だがし屋銭天堂で、選ばれた人にだがしを売るという本です。幸運になるか不幸になるかはその人しだい。色々なだがしや人びとの行動、べにこさんのストーリーがおもしろかったです。

  • 今回紅子さんは墨丸と共に旅行に出かけます。
    旅行中は出会った人に不思議な駄菓子を無料で提供する太っ腹ぶり。

    冒頭の乗り物酔いする人の気持ちは自分も乗り物酔いしやすかったからよくわかる。 
    この人はたまたま隣の席に来た紅子さんに『酔わんようかん』をもらって人生が変わったが、紅子さんに会えるの確率はものすごく低いので、今も乗り物酔いで困っている人は”アネロン「ニスキャップ」っていう乗り物酔いのお薬をお勧めします。 これはマジですごい効く。ただし年齢制限があるので15歳以上になってからしか使えません。 
    酔わんようかんは乗り物に乗っているときにアルコールを摂取すると酔ってしまいます。乗り物酔いとアルコールでの酔いは種類が違うからだとか。結構リアルな理由。 
    ニスキャップも三半規管に効くらしいのでお酒の酔いには効かないと思うから気を付けて。 

    2人目の出会いは、なんと昔駄菓子をあげた人のお孫さん。
    ここで紅子さんがやはり普通の人ではないと痛感。 おじいちゃんが子供のころに今の容姿と変わらない紅子さんに出会っているんだもんなぁ。
    と、ほのぼのエピソードが続いたので、今回はこの調子なのかと思いきや、3人目からは雲行きが怪しくなってきた。 どうもこのままの雰囲気では終わらない様子。

    ラストのアレは今後にどうかかわってくるのだろうかとても気になる。

  • 人間は、欲の塊だな。なんか自分がみじめに思えてくる。もし、紅子さんに会ったら、ちゃんと注意書きを読むようにしよう

  • 旅する駄菓子屋さん。素敵。
    酔わんようかん:実害が少なさそう。
    肩こり地蔵まんじゅう:この旅館がお客さんの幸せを大切にする限り、紅子さんは世代継承させてくれる気がする。
    写らんシール:風景写真用と人物写真用で2台カメラを買うというのも難儀な話。
    カモメアメ:幸せってなんだろう。釣りは人間にしかできない。空を飛ぶことはカモメにしかできない。
    アイディアあんこ:悪訳が誤用するところまで見込んで渡しているんだろうか。
    どんなアイデアをどういう風に思いつくか。そこにも個性や為人、その人の過去の積み重ねが現れる。だから、アイデアのために道具を使うのは興ざめな気がする。でも、アイデアを商売道具にせざるを得ないことも多い。

  • 墨丸と一緒に旅に出た紅子さん(^^)♪いきなり高級そうな駅弁を5つも買っちゃうなんて!Σ( ̄□ ̄;)今回は旅先での人との出会いを大切に(^^)ということで商売ぬきで不思議駄菓子を渡すんだけど、効果は今までどおり(^^;)説明書きはきちんと読まなきゃね(--;)不思議駄菓子屋の紅子さんだから、何十年も前から変わらず商売している事には驚かないけれど、お菓子の力を移せる事にビックリ(゜Д゜)最後に登場した男の子は何者?今回食べたい駄菓子は肩こり地蔵まんじゅう♪能力を移してもらえるのも可(^^)v

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著者プロフィール

廣嶋玲子
神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』『火鍛冶の娘』、『盗角妖伝』『ゆうれい猫ふくこさん』、『魂を追う者たち』、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2019年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂12』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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