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本 ・本 (190ページ) / ISBN・EAN: 9784036357000
作品紹介・あらすじ
本人の強い希望で銭天堂に居つくことになった少年健太。紅子は墨丸に彼の監視役を命じます。はたして健太は何者か? そしてその目的とは? 最終話ですべての謎が明かされます。
駄菓子にまつわるエピソードは、6話収録。ひと粒食べると一日晴れるキャンデイ「天晴れレモン」、ひそひそ話を聞き取れるようになる「聞き耳グミ」など、さて今度の駄菓子は、お客様に幸運をもたらすでしょうか。
巻末に、招き猫たちの座談会がついています。
感想・レビュー・書評
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『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』の十巻目ですね。
旅行から帰った紅子さんと墨丸そしてちゃっかり荷物に忍び込んだ二匹の招き猫(きなことまろ)が、銭天堂で待ち受けていたのは、小学二年生の健太くん。
招き猫たちが、勝手に福引きのはこをのまわして、おとずれたお客さんだけど、お菓子を買わずに「『銭天堂』にいさせてください」といって、いすわっているのだ。
今回は、健太くんを交えてのお店開き。いつものように福運のお客さんだけど、まず相手をするのは健太くん。紅子がお菓子をすすめて物語は始まる。
目次
プロローグ
天晴れレモン
聞き耳グミ
家カエル
コントロールケーキ
アドベン茶~
やりなおしおこし
エピローグ
招き猫たちの座談会
招き猫たちが大活躍で、面白さが増えてきました。
健太くんが、興味半分で開けてしまった冷凍庫の扉。エピローグで、よどみの氷がどうやら溶けたようです!次回は波乱が待ち受けていそうですね。
健太くんの悩みも最後には解決へ。
心温まる、因果応報の物語です。
なんと『銭天堂新聞』が付録でついていました。編集長は墨丸。面白さ満載ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
健太が、よどみに代わる悪役かと思ったら違った。
最後の最後でよどみが復活の兆し!
期待が続いているせいか、この巻はそれほど…だった。次巻に進む。 -
健太くんの巻です
どうなるのかと思ったけど、最後の終わり方よかったです!
冷凍庫からの悪意が心配です
次も楽しみです♪ -
最後に金色の招き猫たちの座談会があったよ(^。^)
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紅子とよどみの対決がまたしても始まる予感。
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またまた新たな登場人物
小さな男の子です。
この本は本当に子供向けなのか、大人向けなのかわかりません。
でもついついハマって読んでしまう。
すぐ読み終えるし… -
銭天堂に居着くことになった不思議な男の子。そのおかげで銭天堂の不思議が解明されておもしろかった。無事に帰れることになって本当によかった。
次はまた何か不審なことが起こりそうな予感。どうなるのか楽しみ。 -
紅子が旅をしているときにケンタという知らない男の子が来て手伝いたいという。どうなるかとても楽しいです♪。
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過去に戻ってやり直せるって凄いお菓子だなぁ。
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一話一話の話もおもしろいが、最後まで「この男の子の正体は!?」となる面白さがあるので星5つ!
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おかみ、紅子のそばにいる8歳の男の子。
駄菓子を選ばず、紅子のそばにずっといる。
猫の墨丸は怪しんでいるけれど、どうも嫌な感じはしない。
この少年、名前を杉田健太と言うのだが…いったい何の目的でここにいるのだろう?
「天晴れレモン」は雨女の佳奈が親友の結婚式で使おうと思ったお菓子。
でも、絶対晴れる、と思えば他のことにも使いたくなるのが人間…。
このものがたりは、禍福は糾える縄の如し、という諺を思い出させる。
私も雨女だが、雨の日は意外と、いいことが起きる。
何事も悪いことばかりじゃない。
「やりなおしおこし」は、健太少年が待ち望んでいたようだが、なぜ彼はやり直したいと願うのだろう?
なにをやり直したいのだろう?
「アドベン茶~」から続く物語は、子供の切実な願いだった。
引き出しの中にあった数年前の手帳を片付けたとき、保育園で私の子供が話していたことがメモされていた。
「ママは自分のことを好きじゃないんだ」と言っていた。
そんなこと、ないのに。
そんなことがあったがために、「やりなおしおこし」の話は胸が酷く痛んだ。 -
10巻目だけどあきさせない、うまい展開をするなあ。
最後の章、銭天堂で初めて泣きました。 -
今回はまたまた新しいパターンの健太君。変化付けてるなあ~
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記録用
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健太くん…なるほど…。
まさかSFなオチとは。
そして息が長いよどみさん。
す、すげえ…。
そしてどこまでもかわいい招き猫さんたち…。あ、朝ごはんとか食べるんだ…かわいい…。 -
新しい仲間?ってなってワクワクしたけど
けんたには思惑が。
でもそれを知った時、応援したくもなった。
長く続くお話なのに,飽きさせないってすごいなー -
居候巻
全巻通して児童書だしもっとハッピーな感じの話を想像してたけど、案外シビアなしっぺ返しが多くてちょっとゲンナリしてる。
著者プロフィール
廣嶋玲子の作品





