ふしぎ駄菓子屋 銭天堂13

著者 :
  • 偕成社
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036357307

作品紹介・あらすじ

銭天堂についての調査をおこなってきた六条という男。彼の研究所では、次の計画が進められていた。振り分けた小銭を関係者やアルバイトで雇った人間にもたせ、銭天堂にたどりつく作戦だ。同じ小銭袋をもった客を不審に思う紅子。六条は、いったいなにをたくらんでいるのか? そして銭天堂に危機がせまる。 新シリーズ突入の人気シリーズ。

感想・レビュー・書評

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  • 六条研究所から支給された小銭袋をもって、5日間、銭天堂をさがしてウロウロすれば、5万円もらえるモニターバイトがあると言う…

    金欠のためモニターになった陽司は、ある願いをもっていた。
    無事、銭天堂にたどりつき、目当てのお菓子を買った陽司だったのだが…
    (ぴったりピーナツ)

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    銭天堂シリーズ13巻目。
    銭天堂の駄菓子の謎を追う、怪しさ満載の六条研究所が、引き続き登場します。
    今回の六条研究所は、ふしぎ駄菓子のために“モニター”まで雇ってしまうのですから、なかなかの執念深さです。

    モニターの子もモニターじゃない子の話も、ちゃんと納得のオチがついていて、さすがの銭天堂シリーズ!と思いました。

    次巻では六条研究所がもっと何かを仕掛けてきそうな予感ですが、怪しい香りをキャッチしつつも、悠々と様子見している紅子なら、何がおきても大丈夫!と思えてきました。

    それにしても、今回も欲しい駄菓子が盛りだくさんでした。
    モニターバイトとして、わたしが銭天堂行きたいくらいでした(笑)

  • 前作に引き続き登場する怪しげな男、六条教授。
    彼は銭天堂のなにを調べているのだろう?
    小銭をたくさん用意し、アルバイトを雇い、銭天堂の駄菓子を調べる…。
    研究所、と呼ばれる場所の研究員たちが必死で探す。
    目的は、何??

    「熱帯焼き」は、5歳の少女が選んだ駄菓子。
    熱帯フルーツが大好きな少女の願いを叶えてくれる。
    一緒にたどり着いた少女の母親が欲しがったのは(子供はあまり欲しがらなそうな)「きっちりがま口」。
    母親はそれを諦めきれないようだが、このがま口の話は次巻以降に続くのだろうか?
    銭天堂は必ずしも時系列が同じとは限らない。
    またどこかでこの話も聞けるかもしれない。

    「先取りメガネ」は、漫画などの連載を楽しみにしている読者なら、絶対欲しい一品だ!
    私は単行本派なので、半年も待つのかぁーー!とか、いつ出るんだよーー!(某『NANA』『ガラスの仮面』とか)と思っているので、こんなのがあったら手に取ってしまいそうだ。
    えーっと、吾峠呼世晴、大庭つぐみ、神尾葉子、尾田栄一郎、原泰久、鈴ノ木ユウ、柏木ハル(先生方敬称略ですみません)、あとはあとは……(書ききれない!!!)
    しかし、このメガネで見たら、絶対買わないといけない、らしい。
    そりゃそうだ。
    でも、ダラダラ続いてしまってなんだこれ、になってしまう(けれど惰性で買ってしまう単行本もある)し、100巻以上になってしまう(『こち亀』は諦めた)ものもある。
    わかる、わかるんだ!
    応援したい、いい作品を作って欲しい!
    でも、こっちだって全部買うお金はないよ、そんな双方の気持ちも!
    (だからきょうだいで買う本が被らないようにしていた。実家はさながら漫喫)

    「見定メーター」は大人も欲しくなる。
    派閥争いなんかしている政治家先生は欲しいだろうなぁ。
    優しい人が優しいわけではなくて、かといって必死で隠している嫌な気持ちを見られるのも嫌だ。
    それを見定めるのも経験で、大人になるといってしまえばそれまでだけど。

  • 銭天堂の駄菓子が研究されてる〜

  • すごいおもしろかった
    すごかったすごかった
    すごかったすごかった
    すごかったすごかった

  • 「熱帯焼き」は南国のフルーツがいっぱい食べられたお話です。いいなぁ。おいしそう。

  • 研究所の謎が凄く気になってくるのが
    ここから
    紅子自身から深まる謎の研究所
    ありとあらゆる手を使って
    「銭天堂」に執着する
    さぁ、研究所の謎はいつ解けるのか

  • まだ六条教授の正体わからず…

  • 研究者があやしいので、銭天堂の14が気になります
    ちょっと他の話とは違うので面白いかったです。

  • 図書館で読む

  • なつめちゃんがいじめられていてどうなってしまうんだろうと思ったら千鶴ちゃんが助けてくれてやっぱり見定メーターはあってたんだなと思った!お父さんが関わってきそう!

    六条教授は何を企んでいるんだろう?今後ものすごく関係してきそうだから次の巻が早く読みたい!

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』、『おっちょこ魔女先生』、『盗角妖伝』、「怪奇漢方桃印」シリーズ、「秘密に満ちた魔石館」シリーズ、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2023年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂1・2・3(3冊セット)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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