アサギをよぶ声 新たな旅立ち

著者 : 森川成美
制作 : スカイ エマ 
  • 偕成社 (2015年9月15日発売)
4.15
  • (5)
  • (5)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
  • 41人登録
  • 4レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036358205

作品紹介

戦士になれなかったアサギは女屋で機を織る。そのころ、村では人々が蒸発するうわさが広がっていた。アサギは巫女ばあさんから特命を受ける。

アサギをよぶ声 新たな旅立ちの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 続きが読みたいと思っていたのでまた読めて嬉しい。

    戦士の道は閉ざされたものの、自らの力を信じて前に進もうとするアサギだが、女屋での機織りの仕事にはやはり魅力を感じず、つらそう。
    しかし、思いがけない展開で再び弓を手にすることになる。

    なんとなく縄文文化と弥生文化の対決っぽく。
    塩、という重要なものを手に入れるため、
    村の為、という名目での人売り。
    それを神のせいにして、目隠しするも、事実を突き合わせてみえる真実にアサギは気づく。
    攫われた、のではなく塩と交換された、と考えるべきだろう従姉たちを、どう救うのか?
    連れ帰ったとしても、村内、村外で争いが生じるのは必定。大きな村に飲み込まれるか、新たな道をみつけるか。
    これからの展開が非常に気になるところ。

    にしても結局「声」とはなにか考える。
    聞こえるのか、聞こえるようになる、のか。
    聞こえても無視したくなることも。

    自分にとっての弓がサコねえにとっての機織りなのだ、
    と自然気づくアサギが好きだ。
    それは自分が経験したことからくることなのだろうけど、
    だからといってそれを他人に対しても考えられるかっていうとそうじゃないことも多々あり・・・。
    いい子だなあ。

  • うん。良い世界観だった。
    子供を舐めてない。でも子どもの勇気を鼓舞するような、ドラマを真剣に楽しめる物語。
    良書。良書。
    最後泣いたわー!

  • 前作を読んでこの後があったらいいな、と思っていたのは私だけではないハズ!!新しい冒険の始まりにページをめくる手が止まらなくなりました。戦士ではないけれど、自分の中のどうにもならない気持ちやや村のしきたりや人間関係と戦うアサギの姿を追いかけたい気持ちになりました。

  • 人身売買や奴隷制度といった原始社会の暗部がよく描かれていると思いました。そういった因習を克服して今の社会があると言えます。

全4件中 1 - 4件を表示

森川成美の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
まはら 三桃
宮部みゆき
宮下 奈都
森川 成美
有効な右矢印 無効な右矢印

アサギをよぶ声 新たな旅立ちはこんな本です

ツイートする