波のそこにも

著者 :
制作 : 佐竹 美保 
  • 偕成社
3.71
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本棚登録 : 57
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036431304

作品紹介・あらすじ

はるか海の深くにある水底の国。少女タマオは、ある朝、落ちてきた少年をみつける。それは失われた宝剣をさがす旅のはじまりだった!

感想・レビュー・書評

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  • 平家物語といえば某幼い帝の入水
    その部分を切り取ったファンタジーです

  • この本は、水面の下(海底)にある王国での出来事についての本です。1人の少女タマオと上の国の王子との出会いからどんどんストーリーが発展していくところが注目的でオススメです。

  • 水底の国の描写がキラキラしててとてもきれいで、読んでいて楽しかった。佐竹さんの挿絵も素敵。平家物語モチーフだけど、物語は小学生でも読めそうでわかりやすく、読みやすい。海の底の国って、子どものころの憧れの世界のひとつだと思う。

    これ1冊でも全然お話はわかるものの、シリーズものだったのを知らなかったから、前の2作もよんでみたい。

  • 安徳天皇、どうにか幸福になってくれないかな、とか考えてたらこんなお話があった。
    ちょっと後半駆け足かもしれない。もっと余韻が欲しかった。

  • 2016.1.30市立図書館
    平家物語、三種の神器をモチーフにした海の底の冒険ファンタジー。入水して海底のそのまた底まで落ちてきた皇子がなくした大切な剣を探す旅に、水底の住人である少女たちが同行する。龍王の消息と海底の環境の変化の謎、さまざまな出会いなどもあり、わくわくする物語だけれど最後の謎解きはもう少しゆっくりたっぷり展開するとよかったかなぁ…ポニョやスイミーを思い出すような海中世界の描写はたのしく、主人公の少女や皇子が冒険を通じて自分の才能を発見したり成長したりする様子も好ましく、いつかアニメ映画化されてもいい感じ。

  •  平家物語がモチーフになっている。水底の国のいろこの宮に仕える少女タマオは、天海から落ちてきた幼い少年を見つける。少年は、上つ国の帝。大事な宝剣をなくしてしまったようで・・・。
     二位の尼の「波の底にも都の・・・」ってやつだ!ここは『碇知盛』!海幸山幸のあの絵の・・・と浅い私の知識の中にも何となくある古典・神話のエピソードがちらほら。あの絵なんだっけと思って調べたら、青木繁『わだつみのいろこの宮』だった。

  • シリーズだったらしい。終わりもなんだか終わってない。続きがあるのかな?平家物語をベースにしたお話とのこと。

  • 平家物語に登場する安徳天皇や知盛が水底の世界に登場する。挿絵が素敵。

  • 地と潮の王、水のしろたえから世界観が続いている水底の国ファンタジー。海に落ちた平家の人々がどうなったかは考えたことなかったし、しかも大冒険を繰り広げていてワクワクしました。
    地上では海に飛び込むのは沈むことだけど、海底から見れば天から男の子が降ってくるのですね。安徳天皇は自分の諡を知らないから安徳と名乗ることはしない。
    ウシオ様がかっこよすぎてお仕えしたい、甘やかされて育ったのかもしれないけどすごくしっかりして自立したお姫様でした。
    シリーズ読み返したくなりました!

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著者プロフィール

末吉暁子・作:神奈川県生まれ。児童図書の編集者を経て、創作活動に入る。『星に帰った少女』(偕成社)で、日本児童文学者協会新人賞、日本児童文芸家協会新人賞受賞。『ママの黄色い子象』(講談社)で、野間児童文芸賞受賞。『雨ふり花 さいた』(偕成社)で、小学館児童出版文化賞受賞。『赤い髪のミウ』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。シリーズ作品に「ざわざわ森のがんこちゃん」(講談社)、「きょうりゅうほねほねくん」「くいしんぼうチップ」(ともにあかね書房)など多数がある。

「2015年 『ぞくぞく村のランプの精ジンジン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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