波うちぎわのシアン

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 210
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036431700

感想・レビュー・書評

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  • 生まれた時からひらかないシアンの手には不思議な力があった。シアンが自身にその能力を使い出生の秘密が最後に明らかになる。

  • 安定の児童文学

  • うちの街の偉い人が高学年にオススメしていたので、読んでみました。

    ネコの視点でつむがれるファンタジーです。
    優しい人たち囲まれつつも、登場人物はみなどこかに孤独を抱えているのが、思春期突入期の高学年には共感できるのかもしれませんね。

    ちょっとご都合主義では?と大人は思ってしまいますが、でも最後まで優しさで包まれているのは児童書として大事なことなのかも。

    あたたかくふしぎな物語が、家族ってなんだろう、友人ってどういう関係だろう、問いかけている感じがしました。

著者プロフィール

斉藤倫 詩人。『どろぼうのどろぼん』(福音館書店)で、第48回児童文学者協会新人賞、第64回小学館児童出版文化賞を受賞。おもな作品に『せなか町から、ずっと』『クリスマスがちかづくと』『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』『さいごのゆうれい』(以上福音館書店)、『レディオワン』(光村図書)、『あしたもオカピ』(偕成社)、『新月の子どもたち』(ブロンズ新社)』絵本『とうだい』(絵 小池アミイゴ/福音館書店)、うきまるとの共作で『はるとあき』(絵 吉田尚令/小学館)、『のせのせ せーの!』(絵 くのまり/ブロンズ新社)などがある。

「2022年 『私立探検家学園2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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