シノダ!鏡の中の秘密の池

著者 :
  • 偕成社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036440306

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第三作。父親の故郷から古い鏡台が届いてから、信田家にはおかしな出来事が起こる。

  • パパのおばあちゃんが登場。実はママの秘密は知らないらしい。
    突然、信田家へやって来たおばあちゃんに読んでる方も秘密がバレないかハラハラドキドキ。
    おばあちゃんが送り込んできたパパのものだというあわせ鏡が今回は災のもとになる。
    この鏡にパパの子ども時代の出来事が隠されていた。
    結果、謎は解けたのだが、ママの一族にホントハラハラさせられる。
    おばあちゃんは何も気づくことなく帰っていったのかなぁ。
    ひょっとしたら何かを感じていたかも。

  • 全体的に、ちょっとこわかった。特に鏡の中から手が出てきたところと、池の主を閉じこめてバチがあたったっていうところ。ぼくも約束を破っちゃうことなんかがあるから、バチがあたるのはこわい。
    池の主の正体がわかった後、池の主の気が変わって、パパや子どもたちが引っ張りこまれちゃうかもっていうのもこわい。優しいからだいじょうぶかなって気もするし、永遠に一人だとそうしちゃうこともあるかもしれない。
    パパのおばあちゃんが、パパのことを「あんたはむかしから、人間やないものにばっかりすかれるのとちがう?」って言ったのが、子どもの頃からそうだったんだなと思って、おもしろかったし、納得した。(小5)

  • せ、切ない~~~!!
    この感じ(切ない雰囲気も、家族で乗り越えるところも)すごくすきです!言わずもがな!

    あとがきにもありましたが、実はパパのお母さん、なんでもお見通しなんじゃないかしら、なんて。
    パパの子ども時代が知れる。

  • 今の季節(初冬)にあっててよかった
    遠い夏もいい感じ(^^)
    今までの登録人物がちゃんと出てきて
    物語もすっきり終わって、本当にいいシリーズ
    高野山の設定も面白いです
    挿絵はいらないんだけどなぁ

  • 【図書館】シリーズ3作目。隠しておきたいことをモエがポロッと口にしちゃうところが面白かった!

  • パパの思い出のお話し。ちょいセツナイ。

  • すごく面白い(^ν^) 2017年読了

  • 978-4-03-644030-6 269p 2007・4・? 3刷

  • お父さんの幼いころの夏の思い出にまつわるお話。
    お父さんのおばあちゃんにお母さんの親戚のことなどがばれないようにはらはらしながら過ごす様子も楽しいです。

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著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』(偕成社)により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』(絵・松成真理子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(絵・降矢なな 福音館書店)、「オニのサラリーマン」シリーズ(絵・大島妙子 福音館書店)などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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