夏休みの秘密の友だち (シノダ!)

著者 :
  • 偕成社
4.19
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本棚登録 : 220
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036440900

感想・レビュー・書評

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  • 都ぎつねに引き続き、これはまた切ない余韻をこれほどまでに残していく作品……!すき!
    おまけに今回もパパのカッコよさを感じさせてくれる一幕はあるし、おばあちゃんのどうどうとした様子、あこがれます。
    それからもう一人、トビ丸推せる。シリーズが進んだら、また会えないかなって思いました。

  • 大好きなシノダ!シリーズ9巻目。
    今回は、ユイとタクミのひと夏の冒険物語。
    今までの既刊本のなかで一番好きかも。
    夏が待ち遠しくなった。

  • 大好きだったシノダ!。8巻持ってて長年続きが読みたいと願い続け6年越しに願いが叶いました。完読するのがもったいないと思いながらも、2時間かからないうちに読み切ってしまいました。夏がこんなにも楽しみになって、小学生に戻ってもう一度夏休みを過ごしたいと思いなんだかくすぐったい気持ちになりました。小学生の夏の大切な思い出、忘れることができないその思い出が繊細に書かれていて素晴らしかったです。
    そして他の話とは違い大きな事件がなく、子供2人の冒険物語で新鮮でした。

    願わくば、将来ユイとトビ丸の再会がありますように。

  • ひたすらわくわくしっぱなしのおはなしでした。
    いつものメンバーはほとんどでてこないんだけど、シノダでいちばん好きだったかも。
    夏休みは、どうしようもなくにぎやかで楽しくて、でもほんのすこし寂しいよなぁと。夏の白く圧倒的に鮮やかで眩しい光がきれい。
    夏は暑くてにがてだけど、なんだかんだで特別な季節だよなぁと振り返るほどに思う。

    また、あの二人に会える日をユイたちともども待ってます。
    「とまれ!」が、わかる分、どちらにとっても、もどかしくて…!ね…!(すきっ…!)

    しかし相変わらずパパが素敵。

  • 今回は夏休みにユイとタクミのふたりでおじいちゃんちに行ったときに起こった不思議な出来事。
    大人にとっては、子どもの頃の夏休みを思い出させてくれる
    ストーリーだった。
    夏の夜にふさわしいお祭りとそれが終わったあとのなんとも言えない寂しさ。
    夏休みの終わりにも繋がっている。
    トビ丸とキジ丸とのことも夏休みならではの思い出、またにまた会えることを願った。
    パパの子どもの頃ともリンクしててより面白かった。

  • り。1486
    6y11m

    振り仮名が
    通ったとか道 とか 人間 とか 昼 にふってなくて
    読めない
    →小4くらい?
    苦労 とか食堂 にはふってあるんだけど

  • キツネと人間のハーフの姉弟
    山のお祭りに招かれた

  • 素敵だ。
    今時期に読むのにぴったりの一冊。
    こんな素敵な夏休み、過ごしてみたかったーっとしみっじみ思う。
    呼ばれたものだけが訪れることのできるお祭り。
    ソーダアイス味の実を嬉しそうにほおばるキジ丸がかわいくってかわいくって。
    しっかし、それだけ食べてもおなかいっぱいにならない上に
    自分が食べたいものの味がする実だなんて、
    天国じゃないか、と食い意地のはった私は思ったり・・・。
    トビ丸とは、ちょっぴり初恋めいたものも感じたりして、
    夏休みの色鮮やかさとともに、
    祭りのあと寂しさも感じられて、読後なんかじわ~~んっと
    いいなあっと。
    結局、二人がお呼ばれする理由はお父さんにあったわけだが、その母上も素敵だ。
    お迎えに対しの対応力がかっこよすぎ。
    うん、こーゆーおばあちゃんちなら毎年だって行きたいだろうなあ。
    読んだその日に蛍一匹みかけて、
    なんだかとっても幸せ気分にさせてもらえた♪

  • シノダシリーズ。
    夏休みのドキドキする体験。大人では体験できない貴重なもの。

  • 夏休み、祖父母の家へ泊りに行くことになったユイとタクミ。人間の父とキツネの母を持つ二人が出会ったある兄弟との不思議な体験とは…?

    夏休みというキーワードで単純に選びましたが、シノダシリーズはどれも面白くて好きです♪
    (アイ)

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著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』(偕成社)により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』(絵・松成真理子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(絵・降矢なな 福音館書店)、「オニのサラリーマン」シリーズ(絵・大島妙子 福音館書店)などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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