地震のはなしを聞きに行く

著者 :
制作 : 荒蝦夷  下河原 幸恵 
  • 偕成社
4.00
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本棚登録 : 40
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036450503

作品紹介・あらすじ

地震はどうしておこるの?今までにどんな地震があったの?防災ってどんなこと?父が死んだ理由にすこしでも近づくために、地震や津波のことをもっと知りたい-。小学校高学年から。

感想・レビュー・書評

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  • わかりやすくて、静かに心の底の方に響いて…。
    知るということ。
    わかるということ。
    なにより、わかろうとすることができてない自分に気づかされました。子どもたちと一緒に「自分のこととして考え」たいです。

    教文館ナルニア国のメルマガに「この本はぜひ学校にも入れていただきたい本の一冊です!」と紹介されてた意味が、よくわかりました。
    あ、けど、決して重くのしかかり過ぎることないので、構えなく読めます。
    それも、すごいことだと思うのです、著者さんが体験されたことを考えると。

  • 地震のことを学ぶ本として、一家に一冊用意してもらいたい本だと思います。

    作家とイラストレーターとの共著になっており、静と動とのバランスの良さがリズムとなって、読者を地震の世界に誘ってくれます。地震について、メカニズム、歴史、そして防災と減災の観点から、豊富なイラストと優しい語り口で子供にもわかりやすく伝えています。特に歴史の切り口というのはなかなか出会うことがないけど、大事な知識だと思いました。
    児童書というカテゴライズをされていますが、大人でも充分読み応えがあり、まさに家庭に一冊。地震国の住民である我々は、皆で読んでおきたい大切な本です。

  • 東日本大震災で被災した筆者とイラストレーターが、地震に向き合う過程で、地震について学んでいく。文章はもちろん、漫画の補足もあって小学生でもわかりやすいです。
    地震の歴史で、実はおなじ場所でおおきな地震が何度も起こっていると知って(活断層がある)驚いたりしました。
    予想と事実が違っていたことをきちんと認めている教授にも頭が下がりました。

    地震が起きるメカニズム、地震の歴史、地震の備え、の3つに分けて書かれています。

  • 東日本大震災の被災者、経験者の本というので構えたが、文章と絵の組み合わせやバランスもよく一気に読めた。地震がどうして起こるか、地震の歴史を振り返る、最後はどう備えるかと構成もよくすんなり理解できた。そして、被災者である作者の悲しみやこれからなど、その素直な思いに共感できた。私も阪神淡路大震災の経験者であるがやはり記憶は風化する。肩ひじ張らずすんなり心に届くこのような本がみんなに読み継がれてほしい。

  •  文を書いた須藤さんは、仙台で被災。故郷の気仙沼で、船の整備士をしていたお父さんが亡くなられている。この本の副題は「父はなぜ死んだのか」。父の死に向き合うため、父の命をうばった東日本大震災について、地震と津波について知りたいと3人の地震の専門家に話を聞きに行く。
     下河原さんのマンガの部分も、実際の体験に基づいた話があり、改めて気付かされたこともあった。

  • ちゃんと答えられたのかなぁ、、、それが心配です。。。

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    「東日本大震災の津波で父を失った著者が、「なぜ父が死んだのか」を知るために、地震学、地震考古学、防災学の研究者をたずねます。 」

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