じいじが迷子になっちゃった あなたへと続く家族と戦争の物語

  • 偕成社 (2019年7月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (186ページ) / ISBN・EAN: 9784036450909

作品紹介・あらすじ

中国残留孤児の父・城戸幹の半生をつづった名作『あの戦争から遠く離れて』の著者が母となり、子へと家族の歴史を語りつぐ–––。

著者の父・城戸幹(きど・かん)は、敗戦後の混乱期、3歳で旧満州にひとり残された中国残留孤児。幹は優しい養母に大切に育てられながらも、やがて祖国への思いを強くし、文化大革命の真っ只中、日中国交正常化前の1970年に自力で日本への帰国を果たします。

本書は、その父の激動に満ちた半生をつづり、多くの賞に輝いた『あの戦争から遠く離れて』(2007年/情報センター出版局/現在は新潮文庫刊)を、あらたに子ども向けに書いた作品。

城戸家にとどまらず、日本人の誰しもが家族の歴史を遡れば必ず戦争の時代にたどりつきます。家族の物語を通して、若い世代へ、戦争とのかかわりを考えるきっかけを与える1冊。

みんなの感想まとめ

戦争と家族の歴史をテーマにした本書は、中国残留孤児としての激動の半生を描いています。著者の父が3歳で満州に残され、優しい養母に育てられながらも、祖国への思いを抱き続けた物語は、児童書としてわかりやすく...

感想・レビュー・書評

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  • 児童書。戦争の話は好きではないが、知っておかなければならないことだと思って読んだ。満州国とは中国残留孤児とは。児童書なのでわかりやすく、歴史を知ることができた。中国に残された3歳の男の子が日本に帰ってくるまでのはなし。

  • #じいじが迷子になっちゃった
    #城戸久枝
    #偕成社

    著者が息子に語る「現在」の場面と、中国残留孤児である著者の父親が生きる「過去」が行き来するので掴むまで少し難しかったが…素晴らしい本でした。私が子どものとき、確かに中国残留孤児の方が日本の両親と再会したというニュースがよくあった。

    教科書などでなんとなくわかった気になっていたが、そんなことはなかった。やはり一人一人の人生を知らないと、表面だけでは何にもわからないんだなと再認識。素晴らしい本でした。歴史は大切。歴史は一人一人の人生なんですね。

  •  中国、牡丹江。城戸幹(3歳)は、中国人の養母に引きとられ孫玉福として育つ。

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著者プロフィール

城戸久枝
1976年、愛媛県松山市生まれ、伊予市育ち。徳島大学総合科学部卒業。出版社勤務を経てノンフィクションライター。『あの戦争から遠く離れて── 私につながる歴史をたどる旅』(2007年/情報センター出版局)で大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞ほか受賞。その他の著書に『祖国の選択──あの戦争の果て、日本と中国の狭間で』などがある。一児の母で、戦争の記憶を次の世代に語りつぐことをライフワークとしている。http://saitasae.jugem.jp/

「2019年 『じいじが迷子になっちゃった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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