竜退治の騎士になる方法

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 413
感想 : 52
  • Amazon.co.jp ・本 (109ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036460106

作品紹介・あらすじ

その人はジェラルドと名のり「おれは竜退治の騎士やねん」と関西弁でいった。どうみても日本人だった…。「夢」さえすてなければかならず奇跡はおこる。夕暮れの学校でおこったふしぎな事件。小学校上級から。

感想・レビュー・書評

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  • 竜騎士になるためにどうしたらいいか?
    という問いに
    「トイレのスリッパを並べろ」という。
    さっぱりわからないけど、読むとわかります。

    ジェラルドと名乗っているのに、
    めちゃくちゃ関西弁の騎士。
    放課後の学校。竜を倒す騎士。

    子供の心を掴む要素盛り沢山!
    これはすすめていきたい

  • この本を読んで竜退治の騎士になろうと思ってもう15年も経つ……ずいぶん遠くまで来てしまった。

    10月の夕暮れ、優樹とぼくは、忘れたプリントを学校にとりにいった。
    そしてぼくたちは出会った。
    ぼくたちの運命を変えることになる「竜退治の騎士」に。

    「そら、きみらのかたよった考えや。きみらかて関西弁しゃべってるやないか。自分を育ててくれたことばに、ほこりを持たんでどうすんねん。ええ?竜退治の騎士が関西生まれやったら、こらどないしても関西弁やないか。生まれ育ったところによってやな、〈竜ば退治しよります〉ゆう騎士もおるやろし、〈竜サ退治するだよ〉ゆう騎士もおるやろ。」

    ジェラルドのセリフに笑い転げたっけ。
    いま読み返しても愉快な人だ。
    竜退治の騎士になるための修行は、一応、続けてます。

  • 信じてなかった子がだんだん本当って分かってくるのが面白かった。
    騎士の自己紹介がスゲえ面白いんだよ。
    これさ、読んでると僕の近くにもいるんじゃないかって考えちゃって、ちょっとこわい。S10

    Sが「こそあどの森」を読破したのに気をよくして、岡田淳パンデミック。
    この長さならMに読み聞かせてもよいかも。
    家族で語れる本になりそう。

    保育園から一緒に育った優樹といつの間にか話すこともなくなったある日、バッタリ出会ったことで学校に二人で忍び込むことになる。そんな教室で二人がであったのはドラゴンと戦う騎士だった。

    竜に騎士ときたらどこかに旅立つのでは、と思っていたら全くちがってビックリ。
    でも、私もまずはスリッパをそろえるところから始めよう。という気になる。
    さらりと読めるのに考えることが多い本。
    チビちゃんも是非騎士を目差していただきたいもの。

  •  これは強烈に面白かったです!!これまで子供に読み聞かせを3年半続けて古今東西の名作を読んできた中で一番面白かったかもしれません。少なくともうちの子のウケという意味では最高でした。分量が適度に短めというのもあるけれどとにかく面白いものだから途中でなかなか切り上げることができず4晩で読み聞かせ終わってしまったほどです。物語に演劇がひとつの要素として出てくる通り、ちょうど少人数の劇団の舞台を見ているような感覚がありました。軽妙な関西弁の会話(子供に特にウケた)と、劇団風の芝居がかった台詞、激しいアクションシーンがあることもあって、音読をしていても自分が劇団員になったようですごく楽しくて、音読し甲斐がある作品でした。子供向けの教訓も確かにメッセージには含まれているのですが、それが押し付けがましくなく、だけれどとてもインパクトがあるフレーズで頭にしっかり残るように書かれています。きっと明示的に教訓を垂れるよりもこれの方がよほど子供の頭に残ることでしょう。ただし本書はファンタジーはファンタジーなのですが、同じ著者の作品と比較すると本書には「びりっかすの神さま」要素もちょっと入っていて、「二分間の冒険」や「選ばなかった冒険」ほどファンタジーや冒険物語のテイストは強くないのでそういう本だと先入観を持って期待して読むのはやめた方がいいです。

  • リアルと不思議の具合が程よい。関西弁て、いいなぁ。

  • 岡田さんの本で、一番タイトルが気になっていた本。
    相変わらず無駄のない文で、話がさくさく進む。
    ゆうきが女の子だというところ、すごくいい仕掛けだと思った。
    岡田さんの他の本と違って、関西弁が全開だ、と驚いたけど、ジェラルド登場で納得。名乗りのシーンで本当に笑ってしまった。そしてトイレのスリッパでまた笑った。
    高学年になるにつれて、変化していく子供の心を本人たちがうまく飲み込んでいく様子に優しい気持ちになれる。
    劇団の人だった、胡椒のビンという仕組みも面白い。
    ラスト、大人になってからの話は蛇足な気もする。私が大人だからそう感じるのかもしれないけど。

  • 2020年度 5年生 寄贈本
    10月の夕暮れ、忘れたプリントを
    取りに行った僕たちが学校で出会ったのは
    ジェラルドという人物・・・
    「おれは竜退治の騎士やねん」
    関西弁?  日本人?
    竜退治の騎士って何?
    あたなも竜退治の騎士になれるかな?
     

  • 関西弁ベタベタの竜退治の騎士ジェリー。
    放課後に起こった不思議な出来事。
    トイレのスリッパを本気で並べようって思った(笑)

    これは勇者好きの息子に読ませよう。

  • 高学年向け 関西弁のジェリー
    忘れ物をとりに行った小学校の教室にいたのは関西弁を話す竜退治の騎士。はじめは嘘かと思っていたけど……。
    関西弁のテンポよろしくトントン読んでいける。

  • 君も竜騎士になれる!

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著者プロフィール

岡田淳:1947年、兵庫県生まれ。38年間小学校の図工教師を務め、その間から児童文学作家として、また、絵本、マンガ、翻訳などさまざまな分野でも活躍。『放課後の時間割』で日本児童文学者協会新人賞、『雨やどりはすべり台の下で』で産経児童出版文化賞、『願いのかなうまがり角』(いずれも偕成社)で同賞フジテレビ賞、『扉のむこうの物語』で赤い鳥文学賞、「こそあどの森」シリーズ(ともに理論社)で野間児童文芸賞など、受賞作多数。ほかの作品に『図書館からの冒険』(偕成社)、マンガ『プロフェッサーPの研究室』(17出版)、絵本『ヤマダさんの庭』(BL出版)、エッセイ『図工準備室の窓から』(偕成社)など。

「2021年 『チョコレートのおみやげ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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