荒野のマーくんその受難

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 25
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036460304

作品紹介・あらすじ

お気楽にくらしていた小学6年生マーくん。例年のハッピーなクリスマスをむかえようとしていた矢先、悪魔のような天使があらわれ、マーくんのおキラクな人生が音をたてて崩壊する。

感想・レビュー・書評

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  • 花形 みつる:作/やまだ ないと:絵 偕成社 初版2006

    MAH-KUN IN THE WILDERNESS

    お気楽な、今時どこにでもいる普通の家庭の普通の小学生=マーくん。
    ある夜の訪問者、天使な容姿の悪魔のせいで、突然 『荒野』 に立たされる事に…。

    なんにもできないパパと、マーくんを見ていて
    本当に・・・
    笑っちゃうけど、切なかったー。
    なんにもできないパパにビンタしたくなりました。
    生意気なマーくんにも、子供置いてくママにも。
    同時に、 可哀想に・・ と思ったのも事実。

    パパの気持ちも、ママもマーくんも…3人のそれぞれの気持ちが良く解るからこそ
    どうにも身につまされる思い…。
    続くようなので、是非読みたい。 天使な容姿の悪魔 の正体も楽しみ。



    作者の書く、今の子供の言葉の使い方とか、アニメの種類だとか、今時の生活様式 ∞
    モデルの家があるんじゃないかなー くらい リアルだっと思いました。
    作者のことをしりたくなりました。

    もー、切なかった。笑っちゃったー。です

  • 小学6年の時に読んだ。面白かったと記憶しています。

  • 読みやすい。子どもの目から見た大人ってこんなんなのか?

  • 花形みつるさんは
    「フラジール」って短編集で読んで面白かったひとなんですが

    これも読みやすいし
    最初はおもしろいかもーと思って読んでたんですが

    父親がほんっっとに有り得ないくらいのダメ人間で
    暴力親父とか博打狂いとかじゃ全然ないのに
    ナヨナヨしすぎで小6の息子に頼りっぱなしで
    すごいイライラしました‥

    こんな父親を見捨てなかったマーくんはえらい

    続きはパパの隠し子?美少女がいっぱい出るっぽいので読みたいけど
    マジにこの父親はありえないと思いました。

    眠れなくて読んでたらこんな時間に‥!
    砂糖のついた大豆おいしい^^

  • ☆平和そのものだったマーくんの家庭に突如現れた謎の少女。その後天国から地獄に突き落とされるマーくんの運命は…?
     小学校高学年〜

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著者プロフィール

花形みつる 編訳・絵
神奈川県生まれ。『ドラゴンといっしょ』で野間児童文芸新人賞、『サイテーなあいつ』で新美南吉児童文学賞、『ぎりぎりトライアングル』で日本児童文学者協会賞、野間児童文芸賞、『徳治郎とボク』で産経児童出版文化賞大賞を受賞。作品に「荒野のマーくん」シリーズ、『アート少女』『Go Forward!: 櫻木学院高校ラグビー部の熱闘』など多数。

「2021年 『落窪物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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