ぼくのまつり縫い 手芸男子とカワイイ後輩 (偕成社ノベルフリーク)

  • 偕成社
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本棚登録 : 199
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036491506

作品紹介・あらすじ

フツーじゃないって、いいたくない
だれかの「好き」も大事にしたい

被服部に入部し、2年生になった針宮優人。
やってきた新入部員は、とってもクールで協調性ゼロ!?
そしてなぜか、優人に「ガッカリ」といいはなつ。
後輩にふりまわされっぱなしの優人たちは、
演劇部から依頼された公演用の衣装を完成させることができるのか?

「受けいれる」ことのむずかしさと大切さを描く
手芸男子シリーズ第2弾!


ーー 先パイって言葉に、ちょっと気持ちがひきしまる。
 小倉さんのことはまだよくわからない。
 けど、それを「ヘン」とか「フツーじゃない」って思うのだけはぜったいにやめよう。
 ぼくも、みんなみたいになる。
 受けいれる。
「先パイなので、がんばります。」
 直後、モモちゃんの大きな手で頭をグリグリされた。
(本文より)

感想・レビュー・書評

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  •  まつり縫いシリーズ第2作!この本は2年生になって優人に後輩が入ってくるところから始まります。その後輩は小倉さん。小倉さんはスカートの下にジャージをはいています。それはスカートが嫌いだからです。女の子はスカート、男の子はズボンというのは男女差別にもなって、苦しむ人がいるのだと感じました。私の中学校は女子校なのですが、何年か前にスラックスが導入されて、スラックスを着る人をよく見かけます。
     この本を読んだら自分らしくいられるようになりますよ!!

  • ハリくんにも後輩ができ、衝突しながらも「フツーじゃない」を受け入れられる様になってきた。「フツーじゃない」を受け入れるのは大人になってもなかなか難しい。

  • このシリーズの第二作目。主人公の針宮くんが中2になって、被服部に後輩が入ってくるところからはじまる。小さな事件や悩みと向き合いながら、、仲間と理解し合い中学校生活を楽しんでいく。ほっこりするシリーズ。

  • 他人が普通と違うから、ヘン。
    普通ってなに?
    その人が何を好きでも、それが、その人にとっては普通だから。

  • 次も読みますよー

  • つっけんどんな新入生に「受け入れる」と決めたらハリくん。なぜツンツンしているのかを聞かないことは相手を理解しようとしていないこと、受け入れるが上から目線だということに気づく。
    一巻に比べると軽め。さらっと読める。助けてくれる布屋さんのももちゃん、カッコいいし、相談できる大人がいるのがいいね。

    出版社HP

    https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784036491506

  • 一気に読んだ。新入部員があまりにひねくれていたが、終わり良ければ全て良し。相変わらずとても爽やか。

  • 素直に謝るのがすごい。

  • シリーズ第2弾。2年生に進級し、後輩もできる。後輩はボーイッシュな女子1名。何かとつっかかってくる。

  • かっこいいのが好きな女子、好きです!
    シリーズ3作とも読みましたが、本編もさることながらおまけの手芸ノートが手芸欲をかきたてられました。
    私が読んでいたのを見て、その後娘も楽しく読みました。

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著者プロフィール

千葉県生まれ。第5回集英社みらい文庫大賞優秀賞受賞。『恋とポテトと夏休み』などの「恋ポテ」シリーズで第45回日本児童文芸家協会賞受賞、スピンオフ作品に『きみとホームで待ち合わせ』、続編「恋シェイク」シリーズ(いずれも講談社)がある。ほかの著書に、「ぼくのまつり縫い」シリーズ(偕成社)、「この声とどけ! 」シリーズ、「ウソカレ!?」シリーズ(ともに集英社みらい文庫)、『告白したのは、君だから。』(野いちご文庫)、『モテすぎる許婚と初恋はじめます』(野いちごジュニア文庫)など。


「2023年 『藤白くんのヘビーな恋 こまったキミのことが好き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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