- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784036505005
感想・レビュー・書評
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NDC(9版) 943.7 : 小説.物語
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いろんな個性の子がいて、みんな生き生きしているけれど、どの子も悲しみや事情を抱えています。
それは私たちだって同じだと思うのですが、それを深く心に残る物語に仕上げているケストナーの思いと文才にも、物語と同じくらい感動しました。
役者の方によると、ケストナーは非常に丁寧に文を書く人だそうで、徹底的に子ども目線で子どもを楽しませることを考えていた作家だそうです。自分の中の子どもがおじいさんになっても生きていて、その子も納得する話を書いていたのに違いないと思いました。
よく、子どもが正義で大人が悪、田舎は美しく都会は荒んでいるというような設定の話がありますが、そのどちらも良いところ悪いところがあって、そのどちらもなくしては何の価値があるだろうという考え方も好きでした。 -
以前登録していた本の訳者が違ったので、高橋氏訳のこの本に登録し直した。初めてドイツ語で読んだとき、素晴らしい日本訳だったんだなぁと感動した。解説も、訳者のケストナー愛が感じられてとても好き。100回以上は確実に再読してる作品。最近またマイブームが到来中。
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以前山口四郎訳のものを読んで感動し、今度は大好きな高橋健二訳で読みました。が、この作品の訳としては山口訳の方が私好みでした。ところどころにもれのある実況を聴いているような、翻訳者だけがわかっている流れに、読み手がついていけない印象を受けましたが、私だけ?でも物語自体は本当にすばらしい。好きなのに理解しきれない「星の王子さま」や、うわさに聞くほどの印象を受けなかった「モモ」などを考えると、私はファンタジーよりも、生活感や現実感のある作品が好みだと実感しました。
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ちょ〜〜よかった!
久しぶりに読んだけど
よかったな〜
この本は映画の写真がいくつか載ってるから
映画もみたいなー(みた気がするけど)
マルチンとヨナタンの友情も
マッツとウリーの友情も
先生たちのも先生とのも
素晴らしいなぁ
ゼバスチアンが変な子ですきです。
みんないい子だなー
かわいいなー
なんだか感動して涙がでました。
これが今年最後に読んだ本です。
今年もたくさん読めたなー
がんばればもっと読めたなぁ‥
来年はどうしようかな
来年もまぁそれなりにたくさん読みたいな! -
何度読んでもよい。