杜子春・くもの糸 (偕成社文庫3065)

著者 :
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036506507

感想・レビュー・書評

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  • 小学校に上がるとき、おじいちゃんに読みなさいと渡されて、ムキになってかおだてられて良い気になってかでちゃんと読んだ。6歳か7歳のおチビちゃんに杜子春を読ませようとするおじいちゃんなんてそうそういるか?

  • この本は、正直に言うと、よく分からない部分が多かった。芥川龍之介さんという有名な人の本だから、どんなのだろうと思っていたけど、私には難しかった。
    最後の方のページの「作品について」を読んで、やっと、こういう意味だったんだ!とか、その作品ごとにいろんな思いが込められていることが分かった。
    「作品について」のところを読まなくても、この本の良さや感動するところが読みながら自分で理解できるようになりたいと思った。

  • この本は、芥川龍之介が書いた杜子春、くもの糸の他にトロッコ、鼻など12話が収録されています。それぞれの主人公の経験が人生勉強になります。僕のお気に入りは「魔術師」で、人間が欲を持たない事は難しいということと、周りの誘惑に負けずに自分の意志を貫く事の大変さを改めて思い知らされました。

  • 幼稚園生の時通っていた国語教室での教材として読んだ本。
    表紙はもっと赤っぽくてきり絵みたいな写真が載ってるやつだったのだけど。
    人生で最初の本格的読書の体験なので、思い出の本として一冊目に。

  • 対子供用に借りて読んだので、すべて既読したものと思っていたら、意外に知らない短編がいくつかあり、得した気分。

  • 杜子春とかいい話だけども僕は「魔術」って話が一番おもしろかったなあ。

  • 校正を尽くした文書に感激したのが「鼻」。
    「トロッコ」は情景が目に浮かび、面白いなぁと思ったものです。
    しかし、「蜘蛛の糸」を読んで、ホラー(と言うかはギモン)嫌いが決定的になった気がする・・・

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著者プロフィール

1892年(明治25)3月1日東京生れ。日本の小説家。東京帝大大学中から創作を始める。作品の多くは短編小説である。『芋粥』『藪の中』『地獄変』など古典から題材を取ったものが多い。また、『蜘蛛の糸』『杜子春』など児童向け作品も書いている。1927年(昭和2)7月24日没。

「2021年 『芥川龍之介大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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