王子とこじき(上) (偕成社文庫 3074)

  • 偕成社 (1979年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (266ページ) / ISBN・EAN: 9784036507405

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  • きちんと読んでみようと図書館で借りる。
    しっかりと書かれているので飽きることなく読めます。
    古く色褪せた本は児童書で年代を感じ、所々にモノクローム線画の挿絵が入って身入りながら読み進めています。

    ほんの気まぐれで服をとりかえた姿形が似たイングランド王太子と貧しい少年が入れ替わり、互いの境遇を体験する。もとの自分に戻れなくなった二人は、かたや豪勢な宮廷生活、かたや貧民街での極貸生活で、似ても似つかない境遇の二人が互いの立場を身をもって体験していく。

    当初は2人とも素直に間違いを説明するけど、皆疑うこともなく二人が病気で気が狂った、と取り繕うところが時代を感じる。それでも王子が勇敢に訴え続けるところ、優しく気前のいい性質は好感を持ちます。かたや、こじきのトムはすぐに環境に慣れ必死に任務を遂行する。そもそもトムは貧しい暮らしのなかで、徳の高い神父と出会い読み書き教養を身につけてもらえた、本人も興味を持つことができたから。出会いで生き方や思考は変わると実感。
    物語は王子とトム交互で話が進み、王子の話は面白い。
    王子はこじきの真似が出来ないのですから。

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著者プロフィール

Mark Twain
アメリカの作家。1835年11月30日ミズーリ州フロリダ生まれ。本名サミュエル・ラングホーン・クレメンズ。4歳のとき、ミシシッピー河畔のハンニバルに移住し、12歳で父を失い、印刷屋に奉公する。1857年ミシシッピー川の水先案内人を経て、1861年新聞社に勤めマーク・トウェイン名で文筆活動に入る。『トム・ソーヤーの冒険』(1876年)や『ハックルベリ・フィンの冒険』(1884年)など幼年時代の自伝的小説で20世紀アメリカ文学に影響を与える。その後も冒険や自然の要素を取り入れた小説のほかに、エッセイ、旅行記など数多くの作品を発表し、当時のアメリカで最も人気のある作家となった。1910年4月21日、74歳で死去。

「2025年 『ハックルベリー・フィンの冒険』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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