ポー怪奇・探偵小説集(1) (偕成社文庫3122)

  • 偕成社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036512201

感想・レビュー・書評

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  • [1]は怪奇小説6編。単純に「面白かった」と言ってしまえるのは、ゴシック小説読みの特質かもしれないが、それにしても面白かった。恥ずかしながら、ポーは『黒猫』しか読んだことがなかったのだが、6編どの作品も、えも云われぬ感情が湧き上がる。まさしく怪奇。完訳というのも嬉しい。10代以下の方々には少々冗長に感じられてしまうかもしれないが、情景描写による雰囲気作りは秀逸。非常に読み応えがあった。大満足。

  • やっぱりポーとは合わないのかもしれない。

  • 初ポー作品。
    人の心がみせる怪奇や不思議をえがいた短編。
    淡々とした語り口で多用される形容詞が文学的で雰囲気がある、一方で日本語の表現では核心への言及が見いだせなくていまいちストンと落ちないことが多かったような。解説を読んだかんじ、こういう掴みきれなさもこの巨匠の魅力なのかな。原文で読めればまた印象が違うかも。

  • 狂人

  • ウィリアム・ウィルスンが必読

  • 黒猫がいちばん読みやすかったです。うずしおは、読めなかったけど、アッシャー家の崩壊、細長い箱、早すぎた埋葬、ウィリアム・ウィルスンは完読しました。ウィリアム・ウィルスンが一番お気に入り。主人公に似たあれは、主人公からおちた、良心なのかなぁと、考えてみたり。怪奇ってあたりでは楽しめました。細長い箱は楽しかった!最後のところ、そうなのね,
    って、納得。早すぎた埋葬は、人間の恐怖がリアルに描かれていましたが、案ずるより生むが易しってことですね。

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