名犬ラッシー (偕成社文庫)

制作 : Eric Knight  永坂 令子 
  • 偕成社 (1993年1月1日発売)
4.25
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  • 7レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036519507

名犬ラッシー (偕成社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • original title:Lassie Come home.
    Author:Eric Knight.

    感動する話ではありますが、
    何よりもLassieが雌犬だった事に心底驚きました。
    幼い頃に観たanimaの体格が大きく、勇ましく吠える印象から、
    ずっと雄犬だと思っていたので…。

    何かに似ている…と感じ乍ら読んでいましたが、
    LassieがJoeが住んでいる村へひたすら南へ南へと
    行き始めたその様子から、
    Italia文学の『Cuore』で語られている物語
    「Dagli Appennini alle Ande.(母をたずねて三千里)」を思い出しました。

    Joe恋しさに彼等の領主のScotlandの家にある犬舎から飛び立った時に、
    領主の孫娘PriscillaがLassieが通れる様に門を閉めずに
    祖父から「忌々しい奴め…」と呟かれたので、
    今後この子がどうなるのか心配しながらLassieの旅を見守っていましたが、
    最後の最後に変わりなく祖父が愛情を注いでいる様で安堵しました。

    狩猟者や谷や小川の障害物を超え、体を怪我しても懸命に休息しながら辿り着いた時は、感動の一言に尽きます。

    Lassieが居なくなってからJoeの両親も苛々していたけど、
    LassieがScotlandから戻った以降は小言も言わなくなり、大団円で物語は終わりました。

    その後は描かれていませんが、
    JoeとPriscillaは結ばれて欲しいと感じました…。

  • 小説としても名作だし、犬好きの人が読むと作者と共感できてなお楽しいのじゃないかな

  • 私がコリー犬を飼いたいと思ったのは、この作品を読んでからです。
    ラッシーの賢さと忠誠心の強さに、幼いながらも心打たれたのを覚えています(*^_^*)
    映画もおすすめです♪

  •  「名犬ラッシー」というフレーズは私が子供のことからよく馴染みがありましたが、内容はまったく何も知らなかったのですが、今回ためしに買って、子供への読み聞かせに使ってみました。「楽しいところがたくさんあったわけではなかったけれど面白かった」という小3娘の意見がよく当たっていると思います。ラッシーが飼い主のところまで約千キロの辛い道のりをたどる物語で、苦しい場面が長いうえ、またその描写に子供じみた甘さがありません。苦難の時期を乗り越える児童文学としてはたとえば小公女がありますが、小公女でも苦難の時期に入ってすぐに慰めを見出すしその時期の描写は実はそんなに長くありません。それに対して本書では苦難の時期が圧倒的に長いのです。本書のほとんどが旅であり、その旅の間の大半が苦難です。そうであっても、そして、児童文学の多くに魔法や不思議があるのに対して本書にはそれがなくても、それでも子供たちも引き込まれてしまうというところがこの本の貴重なところです。苦難ばかりとは書きましたが道中には、ほろりとしてしまうところもどきどきするところ、感動的で子供たちを涙ぐませるところもありました。
     ただ私としてちょっとある意味物足りないかなと思ったのは終盤のシーンです。きっとアニメやドラマなら思いっきり感情的に盛り上げるところだと思いますが、そこも著者の正直なヨークシャー人気質なのか、抑制が効いていて、リアリティを失わず、ジョー少年とラッシーに集中するのでなく、父母にも描写を割いていました。感情的な盛り上がりを予期していた私としては、そこが少し肩透かしでした。
     とはいえ、さきほども述べたような理由で非常に良かった本です。小1息子も、もう一度最初から全部読んでとまでせがんでいました。これまで何冊も読み聞かせしてきましたがそこまで気に入った本は他に思い出せません。子供だけで読むには大人の事情が難解なのがこのラッシー原作がそれほど有名ではない理由なのかもしれませんが、読み聞かせにはかなりお勧めです。

  • ※図書館に蔵書あり

  • (メモ:中等部3年のときに読了。)

  • CX26

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