- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784036526208
感想・レビュー・書評
-
ああ、いいですね。どのお話も、とても好きです。やさしい、悲しい、温かい、こころに染み入る、どこか幻想的な、お話。作者の安房直子さんは、とても心が綺麗な方だったのだと思いました。
-
教訓を押し付けてこない感じが残す余韻に、物語の中の人生を考えさせられる。
何度読んでも味わい深い8話。
読書嫌いの息子氏、夏休み図書の「ぼくのあいぼうはカモノハシ」を楽しく読んでいたようなので、追撃に買ったもう一冊。結局、僕が先に読む事に。 -
-
ジブリ様、pdfで読めるようにしてくださって感謝しております。。。
65号(2021年11月28日発行)本棚より
図書閲覧室 トライホーク...ジブリ様、pdfで読めるようにしてくださって感謝しております。。。
65号(2021年11月28日発行)本棚より
図書閲覧室 トライホークス - 三鷹の森ジブリ美術館
https://www.ghibli-museum.jp/trih/2021/12/19
-
-
小3の頃に図書室で、この児童文学の短編集に出会いすっかり魅了されました。日常とつながる幻想的な世界は、人生の悲しみを伴いながらも読後は温かく、瑞々しい気持ちにさせてくれる物語です。
-
どの作品も死の匂いがただよい、異世界の光景が浮かぶ。
-
安房さんすごいなぁ。飛躍が自由だ。そしてやっぱり優しくて寂しいんだな。
良いところも悪いところも、だから良いとか、だから悪いとか、そう言うのは言わずに、ひっくるめてちゃんと描かれているのが好き。
またしてもカメはこわかった。 -
購入日:2010/06/18
読了日:2010/06/19
本屋でたまたま見ていたら「きつねの窓」という話が…。
扉絵もききょう…。
これは…まさか…。
本文を読んでみると、確かに、あのNHKの人形劇でやっている、「きつねの窓」!
あの話って、そんな最近の人の話だったんだ…。
昔話だと思っていた…。
好きだったのは、「さんしょっ子」。
さんしょっ子がくすねていたお手玉の中のあずきで男の子の家がまた繁盛して、さんしょっ子はいなくなってしまったけれど、サンショウの木がすりこぎになって男の子の元に残ったということ。
し、しんみり……。 -
[ 内容 ]
ききょう畑のそめもの屋で、指をそめてもらったぼく。
こぎつねのいうとおりに、指で窓をつくるともう二度とあえないと思っていた女の子の姿が見えたのです。
教科書でおなじみの「きつねの窓」ほか「さんしょっ子」「鳥」「空色のゆりいす」「夕日の国」など珠玉の短編八編。
安房直子第一短編集『風と木の歌』完全収録。
小学上級から。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
とても不思議な体験ができるお話ばかり。小6教科書「きつねの窓」もはいっています。幻想と現実のあいだを漂うような、不思議な世界にはいりこむと、心のおくまでお話がしみわたってきます。大人でも、子どもでも、楽しめます。不思議怖いストーリーの好きな方にはとってもおススメ。私は大好きです。
ああ、それは良かったです!
とてもホッとしました。
猫丸さんのようにおススメに慣れてないから、いつも心配してしまいます。...
ああ、それは良かったです!
とてもホッとしました。
猫丸さんのようにおススメに慣れてないから、いつも心配してしまいます。
どうだったかな、気に入ってくれたかなって。
こんな作品を書いた人がいたんだって思うと胸がキュンとなりますよね。
ありがとうございました!
猫の心を捕らえて離さない安房直子。惜しいコトに夭逝してもう新しい作品とは出会えません。。。残された作品を大事に読んでゆきたい、、...
猫の心を捕らえて離さない安房直子。惜しいコトに夭逝してもう新しい作品とは出会えません。。。残された作品を大事に読んでゆきたい、、、
猫は図々しいんです!
猫は図々しいんです!