モンテ・クリスト伯[下] (偕成社文庫)

  • 偕成社
3.80
  • (1)
  • (6)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 40
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036526604

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 日本では『巌窟王』とも呼ばれるフランスのA・デュマさんの復讐小説を上下2冊のコンパクト邦訳にしたもの。
    訳がなかなか良くて、しっかり復讐劇を楽しめました。

    ……が、どうも登場人物の名前や人間関係が横文字名だからわかりにくく、復讐が込み入っていて???となってしまいました。

    以前しっかりと長い全巻ver.を読んだことがあるのだけれど、そちらはもう全く誰が誰だかわからないままラストに突入してしまったので、この2冊をしっかり読み込んで全巻版へ進むのがよいかもしれません。

    主人公のエドモンくんはおそらく若い頃から中年に至るまでイケメンで不屈の精神があり、根っこはめっちゃ良い人っぽそう。
    なので、勝手にトム・クルーズさんを主演に劇画を頭に描きながら読んだら、かなり面白かったです(笑)

著者プロフィール

1802-70。フランスを代表する小説家・劇作家。生涯に長短合わせて250篇あまりの作品を書いたとされる。主な作品に『コルシカの兄弟』『モンテ・クリスト伯(巌窟王)』『三銃士』『ブラジュロンヌ子爵(鉄仮面)』『ダルタニャン物語』『王妃マルゴ』『王妃の首飾り』など。

「2016年 『ボルジア家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アレクサンドル・デュマの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×