遠い野ばらの村 (偕成社文庫)

著者 :
制作 : 味戸 ケイコ 
  • 偕成社
4.57
  • (14)
  • (8)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 73
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036527106

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 童話集。むかーしに読んで印象に残っていたけれど、タイトルも何もかも忘れてしまっていたのをようやく発見。読んだのは小学生の頃で、その年代が対象の本だけれど。大人でも充分に楽しんで読める一冊です。
    穏やかで優しい童話だけど。異界の垣間見えるような幻想的な物語ばかり。甘ったるくはなく、むしろ辛口な要素もちょこちょこあったりします。私、やっぱり子供の頃からこういう世界観が好きだったんだなあ。
    印象に残っていた物語は「初雪のふる日」と「海の館のひらめ」だったのですが。今読み直して新たな衝撃だったのは「野の果ての国」。……これ、ホラーでしょ! かなり怖い話です。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「むしろ辛口な要素もちょこちょこ」
      私が読んだ時は講談社文庫だったような、、、でも表紙イラストは同じ味戸ケイコ。
      怖かった記憶は無く、切ない...
      「むしろ辛口な要素もちょこちょこ」
      私が読んだ時は講談社文庫だったような、、、でも表紙イラストは同じ味戸ケイコ。
      怖かった記憶は無く、切ないしか心に残っていません。いつかジックリ再読したいです。
      2012/12/14
  • とても素晴らしい童話集です。どれも面白くて、動物はとにかく生きいきしているもの、生と死とかそういうもの大事にしておられるんだなあと感じました。
    小学生が読むようとして作られたのでしょうが、大人が読んでも感動できる本です。

  • お婆さんの想像上の孫たちが現れて…心あたたまる表題作。様々な「赤」をみごとに表現しつくした『ひぐれの〜』。美しい自然が時にものすごく恐ろしいものになる『初雪の〜』『野の果て〜』。1番好きなのは『海の館の〜』頑張っても頑張っても報われない…でもくさらず頑張り続ける人。そんな人が努力を実らせ少しずつ幸せになっていく話はやはりいい。尽くして消えていくのは同じなのに悲しくなるのは『エプロンを〜』三十郎の気持ちがやっぱり分からない。だけど人間は知らず知らずみな三十郎なのかも。

  • 和製・暗黒グリム童話といった印象の本。
    小学生の頃に読んで、大人になった今でもずっと心に残っている短編集です。
    児童書とは思えないような暗いお話が多いのですが、そんな怖いお話の中に感じられる切ない雰囲気に、幼心にも感じ、惹かれて何度も何度も読み返しました。

  • 図書館で借りて読んだので手元になくて残念なんだけど、「海の館のひらめ」が印象に残っている。
    食べ終わった後の魚のホネに助けてもらうとこも、最終的にかわいいお嫁さんをもらうところまで世話してもらうとこもちょっと面白い設定やなと思っとったんやけど、口説き方まで教えてもらいよるよこのヘタレ…!w

    安房直子作品では、やはりふしぎないきもの(?)たちの前ではとことん受け身なにんげんたちが印象に残るよ。

  • 第20回 昭和57年

全7件中 1 - 7件を表示

安房直子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
森見 登美彦
サン=テグジュペ...
梨木 香歩
安房 直子
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする