銀のくじゃく (偕成社文庫)

  • 偕成社 (2017年1月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (254ページ) / ISBN・EAN: 9784036528004

みんなの感想まとめ

幻想的な7つの物語が織りなす不思議な世界が広がります。特に「銀のくじゃく」「熊の火」「火影の夢」「青い糸」といった物語は、憧れやせつなさ、孤独といった多様な感情を呼び起こし、読者を魅了します。物語の中...

感想・レビュー・書評

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  • 幻想的な7つの物語

    銀のくじゃく
    緑の蝶
    熊の火
    秋の風鈴
    火影の夢
    あざみ野
    青い糸

    特に、銀のくじゃく、熊の火、火影の夢、青い糸、の物語が、印象的でした。
    憧れがつのるあまり、異世界へ入り込んだり、熊や小鳥へ変身してしまったり……不思議なメルヘンの世界。あこがれ、せつなさ、孤独、夢、人恋しさ、ページをめくるたび、いろいろな気持ちがあふれてきます。
    青い糸、の千代のはなしは、特に心にひびき、個人的には、小鳥へ変身する前に、人間の、いい人と出会ってほしかった。と、しんみりとせつなくなりました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      りまのさん
      猫も削除しましょうか?
      りまのさん
      猫も削除しましょうか?
      2020/12/13
    • りまのさん
      にゃんこまるさん
      それはイヤであります!!
      にゃんこまるさん
      それはイヤであります!!
      2020/12/13
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      りまのさん
      にゃ〜ん
      りまのさん
      にゃ〜ん
      2020/12/13
  • 目次
    銀のくじゃく
    緑の蝶
    熊の火
    秋の風鈴
    火影の夢
    あざみ野
    青い糸

  • 素敵な色の表紙でステキなお話。
    切ないような物悲しいような不思議な気持ちになった。

  • 不思議なファンタジー
    読み終わったあと、なんだか悲しいような、せつないような。子供向けとは、思えない。
    中でも、熊の火 が、悲しい。熊の世界に戻って欲しかったな

  • 書店で違う本を探していたら目に留まり、手に取ると、カバーそでに「異界のものとの恋を描いた作品が中心です。 甘く幻想的な短編7編。」と書いてあるからもう、買うしかないです。

    銀のくじゃく、緑の蝶、熊の火、秋の風鈴、火影の夢、あざみ野、青い糸。
    石井睦美さんによる解説。

    異界のものとの恋より、死を感じるものばかり。
    あちらがわへ行くのは自ら閉じ籠ることで、やっぱり すくい ではないと思うのです。
    読んでいるいまここにも、ページからあちらがわの空気がもれ漂ってくるような感じがします。
    とくに「熊の火」はかるくホラーだと思いました。
    思わず「安房直子 こわい」でWEB検索してしまいました。
    立原えりかさんと系統は似ていますが、安房直子さんのほうがこわいです。

  • 現実の隣には、ぽっかり別の世界への扉が開いている。
    児童書にしては、ちょっとシビアな雰囲気のお話が多かった気がする。
    異世界への扉を開けてしまったのは主人公たちだとしても、それは、ちょっとした弱さだったり、気の迷いだったりする場合は特に。
    その後の彼らが描かれていない場合は、その世界で、新しい幸せを手にしていることを願う。

  • 短編集。現実ではありえないような不思議な話ばかり。

  • 安房直子さん(1943~1993)の「ねずみのつくったあさごはん」(1981)、「すずめのおくりもの」(1993)、ほのぼのとする物語、大好きです。安房直子さんの作品、「ほのぼの」と「幻想」と大きく2つの世界に分けられる気がします。「銀のくじゃく」(2017.2)は、熊やくじゃく、蝶やコスモスなどの擬人化の世界をはじめとした幻想的な世界を描いた作品です。7つの短編が収録されています。熊の火、火影の夢、あざみ野が特に印象に強く残りました!

  • 憧れから、孤独から、様々な理由で異界へと誘われる物語の数々。
    しかもその異界はどれも現実と地続きで、抗いがたい魅力と不気味さに満ちている。
    童話とあるけれど、大人になり、孤独や諦めの味を知ってから読む方が、異界の引力をより強く感じられる気がした
    特に「銀のくじゃく」、「青い糸」が抜群に美しかった…
    青い舶来物の毛糸でするあやとり、ぴんと張った糸にとまる白い小鳥の歌…

  • 「火影の夢」を読むために借りた。
    安房直子さんのお名前は覚えていなかったけど、その前に収録されている「秋の風鈴」を読んで、読んだことがあるのを思い出した。教科書に載ってたらしいけど、教科書じゃなかった気がした。調べてもなかなかわからなかったけど、もしかしたら、学研の学習の夏休みの別冊読み物に載ってたんじゃなかったかという気がしている。
    全体的になんとも幻想的で印象的な話が多かった。きっかけとなったメロディアスライブラリーでは、「火影の夢が好きすぎて」というリクエストが届いていたそうだけど、そんなファンが他にもいるかもしれない。

  • どれも向こう側の世界と接点を持ったお話です。
    どれも心に何か希望や悲しみを持った主人公がたどる運命のお話でした。
    不思議な世界が広がっていました。

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著者プロフィール

安房直子(あわ・なおこ)
1943年、東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。在学中より山室静氏に師事、「目白児童文学」「海賊」を中心に、かずかずの美しい物語を発表。『さんしょっ子』第3回日本児童文学者協会新人賞、『北風のわすれたハンカチ』第19回サンケイ児童出版文化賞推薦、『風と木の歌』第22回小学館文学賞、『遠い野ばらの村』第20回野間児童文芸賞、『山の童話 風のローラースケート』第3回新見南吉児童文学賞、『花豆の煮えるまで―小夜の物語』赤い鳥文学賞特別賞、受賞作多数。1993年永眠。

「2022年 『春の窓 安房直子ファンタジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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