精霊の木 (偕成社の創作文学)

著者 : 上橋菜穂子
制作 : 金成 泰三 
  • 偕成社 (1989年5月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037207809

作品紹介

200年前、地球人が移住してきたナイラ星は、鉱物資源にめぐまれた星であった。住民たちは、この星にまえから住んでいた異星人ロシュナールについては、現在も急速に滅亡しつつあるということ以外、ほとんど、なにも知らされてはいなかった。中学生から。

精霊の木 (偕成社の創作文学)の感想・レビュー・書評

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  • 環境問題で滅んでしまった地球、他の惑星への移住に伴う先住人への負の歴史が、かってのインディアン問題に重なる。精霊の木のイメージは本当に美しく強い。1千年の時を超えてつながる架け橋に息を呑む思いがした。

  • 地球滅亡後、宇宙へ旅立ち、さまざまな星へ移住した人類。
    少年シンと従妹のリシアが住む辺境星ナイラ星も人類が移り住んで200年を迎えようとしていた。
    そんなある日、突然リシアが、滅んでしまった原住民「ロシュナール(黄昏の民)」の超能力「アガー・トゥー・ナール(時の夢見師)」の力に目覚める。
    明らかになる人類の過去、「ロシュナール」の過去。
    二人が進む未来とは。



    「守り人」シリーズの上橋菜穂子さんのデビュー作です。

    児童書という事で、ひらがなが多く、簡単な漢字にもルビがふってあり、
    大人にとっては、慣れるまで読みにくさを感じてしまうかもしれません。

    「守り人」シリーズの架空世界の創造は、ここから始まったんだな…
    と、思える作品です。

    黄昏の民、時の夢見師、精霊の木、魂の目、、、
    架空世界であるはずの物語が、現実のリアルさで胸に迫ってきて、
    一気に物語の世界に引き込まれます。

    挿絵も少ないですが、
    物語の世界にある風景や色、形は、当たり前のように心に浮かびます。


    ただ、やはりデビュー作です。

    現在の上橋さんだったら、この物語は、1冊で終わる話などではなく、
    まだまだ膨らませられる、もう少し掘り下げられる物語だと思います。

    読後、あそこはなぜ?と思う箇所もありますが、
    全体の面白さからすれば、些細な事です。


    小学校高学年あたりからドはまりする1冊ではないでしょうか。

  • この話が書かれてから、環境はよくなるどころか悪くなってる。アバターしかり、もっといかに生きるかということを考えなきゃいけないのかもしれない。

  • ルビがふってあると実は読みにくい。
    と思っているのもつかの間、どうなるにか気になって
    いっきに読み切った。
    ロシュナール。黄昏の民。

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